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16世紀前半、スペインによりインカ帝国が征服されました。
1532年、フランシスコ・ピサロは当時のインカ皇帝アタワルパを捉えキリスト教に改宗さえたうえで、絞首刑に。
ピサロはインカの首都クスコを占領し壊滅しますが、その被害から逃れたのがマチュピチュでした。
前夜泊ったオリャンタイタンボから、ペルートレイルの6時10分発の列車に乗車。


乗客一人一人、パスポートチェックを受けての乗車。

列車には3種類あり、行きは「梅」でしたがそれでもかなり豪華(お値段も・・・)。
ペルーは観光業が最大の国家収入というのも分かります。


全世界からの観光客で大混雑。列車を降りバスを待つ長蛇の列。
乗車15分、これで10ドルも・・・。

1時間余り待って入場、私のチケットは「Huchuypicchuウチュイピッチュ登山+サーキット3」。
マチュピチュは見学ルートが決められており、自分の回りたいチケットを事前予約する必要があります。



登山ルートチケットは2種類、このゲートでチェックを受けました。


ウチュイピッチュ山へ到着。眼下にはマチュピチュの全貌が!


鉄道と駅も。

もっと高いワイナピッチュ山に登りたかったのですが、このチケットは少なくとも半年前の予約が必要で、私が予約した時には売り切れでした。
でも係員の方によると、ウチュイピッチュ山は遺跡に近く全体を眺めるにはこちらがお勧めであり、予約定員も少なく静かに展望を楽しめるとのこと。
(今後マチュピチュを計画している方へのアドバイスになれば幸いです。)




コンドルの神殿、

太陽の神殿と陵墓、

水路と水くみ場、


何度も振り返り、マチュピチュを眺めて、さようなら!

帰りの列車は「竹」で、ペルーの踊りも紹介されました

車窓から眺めるペルーアンデス、美しい・・・

32年前JICA協力隊員として派遣されたコロンビアで、友人知人から何度もインカ文明の素晴らしさを教えられました。
以来ずっと、マチュピチュ訪問は「宿題」と感じていましたが、本日その願いがようやく叶えられました。
行けて本当に良かった~、マチュピチュ!