ブナの中庭で

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明星山・P6南壁左岩稜

2016年05月28日 | アルパインクライミング
5月でも楽々渡渉できて貸切の左岩稜、快適~

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明星南壁クライミング、小滝川の渡渉があるため、5月は雪融けの増水期で不適です。
しかし今年は少雪、もう増水はおさまっているかも~。
と期待して、クライミングに出かけました。
これがアタリでした!


ちょっとだけ石を飛べば、左岩稜への取りつきへ行けました。
本日同行して下さるのは、いつものスーパークライマーN子さん&マルチ初めてのT教授、よろしくお願いします。


1P目、N子さんリード。
ブッシュを上がりかぶり気味の岩をトラバース。


2P目は私がリード、凹を右上した後、バンドを左へ進みテラスへ。
ここで2010年にN師匠と登った左岩稜、実は間違えてハルシオンルート5.11bを登っていたことがわかりました。
当時、クライミング初心者の私でした。
ハルシオンルート、ホント厳しかったです‥。

さて核心の3P目はアブミ。

さすが慣れたN子さん、着実にリード。
マルチ初のT教授は苦戦しつつも見事に登り切って、拍手!

4P目は急なスラブをA0で右上(N子さんリード)。
5P目はのっぺりした岩壁(私リード)。トポにはⅢ+級とありますが、本当に?
6P目、バンドを左トラバースした後、気持ちよくカンテを直上。

このルートをリードさせてもらって、感謝。
素晴らしい高度感!痺れました。

大きな松の木で登攀終了。
大満足です。同行のN子さん、T教授ありがとうございました。

さて、下降は懸垂です。
本日は人気ルートの左岩稜も貸切だったので、懸垂下降できます。

懸垂4ピッチで取りつきへ戻りました。


登ってきた明星南壁を眺めてルートを確認。
楽しい一日、感慨にふけりました。

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