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時代は「垂直・両面型ソーラーパネル」へ

2022年08月31日 | 環境技術・環境制度
「ソーラーパネルは南向きに設置」は、もはや時代遅れ。

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昨日に続き、鈴木亨さん(北海道グリーンファンド)の講演から紹介します。

EUでは様々なタイプの「営農ソーラー」が建設・運用され、農業と太陽光発電が上手に両立しています。


上のスライドのうち、現在注目されているのは右下のもの。
両面で発電するパネルを垂直に、南北方向にそって設置するものです。


するとパネル面は東西を向きます。
朝は東面で発電し、夕方は西面で発電します。

「電力需要は朝夕が大きく、日中は電力が余っている」
「需要量の山に合わせて発電できる垂直・両面型パネルが最も効果的」

ナルホド~、ソーラーパネルは南向きはもう時代遅れなんだ。
目からウロコでした。

次の記事ではスイスの牧草地に設置された垂直パネルが紹介されています。
とっても興味深いです。

垂直・両面発電パネルによるソーラーシェアリング - 滝川薫の未来日記

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