これが陸前高田市の一本松です。でも・・・
そろそろ1年近く経っているのに、手付かずのまま大きな船が陸に何隻も残され、川から上った津波なんでしょうね、かなり走った先までもポツポツとしか建物が残っていなく、5階建てのマンションが4階まで津波がきたであろう状態で・・テレビで見ていたけど現実は凄すぎました。
(全部画像はバスの中から撮りました)
ボランティアセンターに着いて、作業の説明を受け現場に移動しました。冷たい風が吹き荒れ、ゴーグルとマスクと帽子がないと動けない寒さと埃でした。大きなガレキは撤去されていますが、まだまだ海水で浸った泥の中には生活用品がいっぱい、その仕分けをしながら拾う作業が今回のボランティア作業です。
私はガラス、プラスチックを拾っていたのですが、泥の中から幼稚園のお弁当箱だったり、ザルだったり普段気にしない日用品がたくさん出てきました。黙々と拾っているとだんだん腰と首が痛み出し、突風が吹くとヨロヨロしてしまい、あぁ~情けない体力。しかし誰もサボることもなく黙々と作業をし、仕分けされて山になった時は充実感がありました。この地味な作業が毎日のように繰り返されれば大きな力になると思いました。
ボランティアに参加するにあたり、単独で参加するには交通、手続き、宿泊先だったりネットで検索し難しいことがわかり、今回ボランティアツアーに参加したのですが(そんな声を多く聞きました)40名の参加者は20代が半数以上かな?殆どの人が単独で参加されていて、大学生、仕事の合間に参加された方、主婦の方、年長者は70歳と思われる方もいて、遠くは熊本、広島、名古屋から夜行バスで新宿まできて、また夜行バスで陸前高田へ入るというハードな参加者がたくさんいたようです。
今では昨年と比べるとボランティア人数も1/10以下に減ってしまったそうです。しかし!日本の若者!捨てたもんじゃないよ!
頑張れ!東北!一日も早く復興をお祈りいたします。