こんにちは。武蔵五日市駅前のレンタサイクルショップ・グリーンチャージです
日経新聞 夕刊1面下段に[あすへの話題]に作家 夏樹静子氏が大分県由布院の温泉宿の奇跡について記事を寄せていた。20年前には、人気観光地からは程遠い、高層ホテルも歓楽街も無い、小じんまりした旅館や土産店の並ぶ所だったが、40年間かけて緑に囲まれ
街道を辻馬車が走り、夜には蛍が飛ぶ その長閑さを大切にしてきたと・・・ダム計画や、ゴルフ場、大型リゾート建設、企業誘致など開発の波が押し寄せてきたが[住みよい町こそすぐれた観光地]の信念で、自然豊かな癒しの里は守られてきたと。現在は年間400万人が訪れる全国最上位の人気だそうだ。
この秋川渓谷、五日市も隣町、青梅や福生等と違い渓谷沿いにマンションや高層建物が無いので 長閑な田舎の風景が保たれている。アジサイや蛍を待ち望んでいる人も多い。
瀬音の湯は、以前国民宿舎[長岳荘]があった場所で、平屋造りの細長い建物によって周りの森林に囲まれた風景にマッチしている。その癒しを求めて多くの人がやってくる。
発展ばかりがいいのではない。田舎には田舎の良さを生かした静かな観光地を目指すべきだと思う。