齋藤会長@ブログ

連合新潟の齋藤です。日々の活動の中で考えたこと、労働運動への思いを語ります。

高知に行ってきました その2

2013年06月14日 | 労福協
前回の続きです。
高知に行った目的は「中央労福協全国研究集会」への参加です。

研究集会は、「協同組合と労働組合の連携で共助の輪を拡げよう」をテーマに、昨年の「国際協同組合年」を契機に高まった、協同組合の存在価値や意義等をしっかりと根付かせ、中央労福協が掲げる「2020年ビジョン」で示した「『連携・協同でつくる安心・共生の福祉社会』をめざして連帯(協同)経済の領域拡大、貧困や社会的排除を許さず参加が保障される社会」をつくるために、様々な立場から考察し、運動の輪を拡げるために開かれました。

プログラムの二つの特別講演と特別報告、パネルディスカッションは、いずれも地域で労福協運動をすすめる私たちにとって意義深いものでしたが、静岡県労福協・八木事務局長からの特別報告「ライフサポートセンター友の会 運営紹介」での“地域役立資金”の創設と使途に係る話しは、新潟で活動をすすめるうえで大いに参考となりました。
また、パネルディスカッション「協同組合・労働組合の具体的な連携に向けて」では、連合、労金協会、全労済、日生協、労協連、全労金から、各団体における課題や取り組みについて提起がされ、あらためて運動の前進と連携の必要性を確認できたものになったと思います。
内容を書き出すと長くなるのでやめますが、労働組合員は企業を離れれば生活者であり、組合員の近いところで地域における社会運動の受け皿づくりを行う重要性を一段と感じた研究集会でした。

私は、四国四県で行ってなかったのが高知県でしたので、高知訪問をわくわくしながら迎えました。
全国三大がっかり名所?の「はりまや橋」や「桂浜」にも足を運びましたが、観光施設を訪ねた際に力を発揮したのが、連合高知(高知県労福協)・間嶋会長からいただいた「名刺」です。
その名刺には、"高知県観光特使 間嶋祐一”と書かれており、発行は「高知県観光振興部おもてなし課」です。
裏には、高知城や坂本龍馬記念館など22カ所の観光施設名が印刷されており、施設の受付で県外者がこの名刺を出せば入場料が「無料」になるというものです。
聞けば、全国研究集会の前日、高知県から観光特使に任命されたばかりとか。
本当に助かりました。間嶋会長ありがとうございました。

ありがとうといえば、JP労組高知連協・川久保議長に感謝です。
高知には「ひろめ市場」という屋台村のような施設があり、飲食店や土産物店など60店舗ほどが集まっています。
好きな食べ物を買ってきて飲み食いするという、あれもこれも食べたいと思う観光客にはうってつけのところです。平日にもかかわらず、夕方には満席になります。川久保議長の計らいで席を予約していただき、総勢8県16人で懇親会をすることができました。
ここでも「塩たたき」をいただきましたが、新潟にはないカツオの味を楽しむことができました。

なんと、この「ひろめ市場」で、私の出身組織であるNTT労組の役員と偶然にも居合わせました。
その中に、青年役員時代に新潟と高知の代表として同時期運動をともにした小野川さんも一緒でした。
小野川さんは、当時全国から集まると兄貴分で大変お世話になった方です。労福協の仲間のことはしばし忘れて昔話に花が咲き、最後は、情報労連高知県協・山崎議長ともう一軒。
情報労連・NTT労組の皆さんにもすっかりお世話になりました。
ありがとうございました。

高知最高!

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