WoodSound~日綴記

山のこと、川のこと、森のこと、その他自然に関することをはじめ、森の音が日々の思いを綴ってみたいと思います

Northland Rod

2014-06-06 | Flyfishing
30歳になってフライフィッシングを始めようと思った時に、
フライのタックル一式をもうフライはしないという先輩から譲ってもらった。

そうして初めて手にしたフライロッドは、
ノースランドの7フィート11インチライン番手4番。
メイフライという名のロッド。

フライフィッシングという悪魔の趣味の性格上、
当然いろいろなアクションのロッドを手にした。
所有したロッドは数本に及ぶ。

ウインストン 8.6Ft #3。
スコット 7Ft #3。
トラッタ フリーループ 8Ft #3。
シマノ フリーストーン 8.3Ft #3。
セージ VPS 9Ft #5。
カムパネラ バンブー 7.3Ft #3。


しかし初めてのロッドの印象はかなり強く、
基本的にそれがスタンダードになる。
そういう意味では本当にノースランドで良かったと思う。

このロッドはとても丁寧に作られていて、
しかも頑丈である。

そしてとても繊細で日本の渓流にぴったりマッチしている。

ノースランドで検索してみると、
あまりヒットしない。

今はなき阪神百貨店フライ釣具売り場で、
パンフレットをもらった。

どこかに残っていないかなと思って本棚を探したがなかった。残念。
手作り感のある几帳面なカタログだった。
ラインナップは多彩で、
すべてのロッドにフライパターンの名がつけられていた。
グリーンスタジオという会社が作っていた。

ほとんど手作りで大きな生産ラインには乗っていない。
そういうところが魅力だと思う。

この度、ヤフーのオークションで、
ノースランドの6ピースのパックロッド、
パラシュートというのを手に入れた。



標準的なロッドで8フィートの3番。
かなりスローなアクション。
遠征用にと思ってポチッとしてしまった。

先日鳥取の渓で使ったがトルクこそないが、
魚をかけた後の質感がとても良い。

バレも少ないように感じる。

ノースランドのロッドは控え目な感じで、
あまり表には出てこないが、
造りはとてもしっかりしていて好感が持てる。

しかもブラックミッジとかブルーダンとか命名がとてもよく、
フライフィッシングを良く理解している人が造っているなぁという感触を受ける。


ということでベタ褒めのノースランド、ロッドレビューでした。



2 コメント

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ロッド (Blue Wing Olive)
2014-06-07 18:20:09
私は使ったことありませんが、勿論、名前は知っています。よいロッドのようですね。初めて手にしたフライロッドの影響は大きいものがありますよね!

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Blue Wing Oliveさま (森の音)
2014-06-08 08:32:26
日本の渓流ではやはり日本のロッドが
良いような気がします。
ノースランドはなんとなく
メジャーではないところが好きです。
情報が溢れかえるこの時代に
ホームページがないというのも
魅力かもしれませんね。
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