つなげよう、ひろげよう、地球にやさしい「すてきな活動」の輪!!

都道府県地球温暖化防止活動推進センター職員がご紹介する、地球温暖化防止活動推進員などが行う活動紹介のBlogです。

広島県の三次市の地球温暖化対策地域協議会「エコフォーラムわだ」と推進員の為貞勇三さんをご紹介します。
 
エコフォーラムわだは、地域の住民自治組織「和田自治連合会」が事業者や環境関係のNPO、三次市行政に呼びかけて結成した住民主導の組織です。平成16年12月に組織され、小学校での環境学習の実施や雨水タンクの設置、遊休農地の活用など継続して実施しています。

今年度は、アメリカの元副大統領のアル・ゴア氏の地球温暖化問題をテーマにしたドキュメンタリー映画の「不都合な真実」上映会を企画しました。まず、三次市内二地区のTEAM「エコフォーラムわだ」と「布野の食と脱温暖化を考える会」が連携をとり、地域の住民自治組織等と三次市が加わった実行委員会を立ち上げました。そしてこの映画を出来るだけ多くの方々に鑑賞してもらい、地球温暖化の現実を知って、地球にやさしい暮らし方を実践する住民が増えることを期待し、入場無料の上映を実施するため、環境団体や企業に実行委員会への参加や協賛を呼びかけました。


上映に集まった多くの市民

その結果、実行委員会への参加が14団体にも増え、協賛金も計画以上に集まりました。そして、無事に上映会の開催に漕ぎつけ、当日の8月25日には、会場となった三次ふれあい会館に200人以上の人が集まりました。終了後には、意見交換会も開催。照明をできるだけ付けずに、自然の明かりを最大限利用して行いました。


上映会終了後の意見交換会

実施にあたった事務局長の為貞勇三さんは、「県北の人たちの地球温暖化に対する潜在的な関心の高さを実感した上映会となった。何よりも、この事業が県北の環境関係団体のネットワークの構築のきっかけになったことが大きな成果だ」と笑顔で語りました。

今後も廃食油の再利用などを考える「BDFワークショップ」など新しい事業を計画中。活動の幅を広げていく新しい取り組みに今後も注目していきたいです。

(投稿者: ハッピーちゃん@広島県センター)
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秋田市広面小学校5年生102人を対象に、9月13日(木)3・4時間目に「地球環境について…私たちの身近な生活でできること」という総合学習が行われ、地球温暖化防止活動推進員の蝦名萬智子さんが講師になったんだす。世界では、日本では、生活の中では…どの様に地球温暖化に取り組んでいるかっていうのを、ピーターラビットの環境冊子をテキストにして、解りやす~く勉強しました。

  テキストを手に真剣に授業を受ける子どもたち

ピーターが生きていた(実在ではありませんが)200年前と今の地球の平均気温を比べでみたり、世界地図を見だりしながら、北半球の特徴は?なして赤い?等々の問いかけを子どもたちにして、温暖化傾向が進んでいる現状を把握しながら、どうすれば良いのかを一緒に考えてみだす。特に、蝦名講師が先頃訪れた中国の景色の話は、「温暖化の影響を受けて砂漠がせまってきている地域もありますが、住民が懸命に植林していましたし、日本から植林に出かけている方々もいます。」と、実際に目の当たりにした迫力が子ども達に伝わって、熱心にメモを取る子どもがとっても多く、メモ用紙の裏面まで文字で埋まっていてびっくりしたす!

最後に皆が家から持参した「風呂敷」を使って、体育館一杯に広がって、ま結び・ちょう結び・平包み等々、色々な包み方に挑戦してみました。

  ふろしき、うまく結べるかな?

蝦名講師へ出来ばえを見てもらう笑顔いっぱいの子ども達の長蛇の列ができて可愛かったすよ~♪

  ほら見て!結べたよ!

総合学習の感想には…、

1組「環境を学んで楽しかった!」
2組「身近なところから頑張りたい!」
3組「地球温暖化は考えた事が無かったけれど、今日考えました。」
4組「今日からシャワーは流しっぱなしにせず、もっともっと頑張る

などとあり、大人も頑張らねばと思ったす!

(投稿者:joyjoy@秋田県センター)
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