今日はデジカメの初バイトの日。
バスなどを乗り継いで担当の店舗へと向かった。
途中に降りた駅は小さいころは年に1,2回は来ていた思い出の場所。
と言いたいところだが、10年以上もごぶさただったので初めて来たような感覚。
思い出ってそんなもんか。
店舗に入って持ち場に着くと偉い人や担当の人にドキドキ挨拶。
ビックリ。
みんないいひと
以前入ったことのある店は、セコそうな、コスそうな店員バッカだったので、
大型電器量販店なんて、ソンなもんだと思っていた。
多くの健全な大型電器量販店のみなさん、ごめんなさい
そんな親切な店員さんに色々教えてもらって業務開始。
ところが、客足はチラホラ…ホラって、どこよ!?
って感じで、店員さんもゲンナリムード。
そんな中、必死こいて接客していたお客さんが戻ってきて我がアンパンチ社の製品を買って行ってくれた。
まずは1台達成。
一応の目標は5台である。
これから客足が伸びれば、達成できるかも…
な~んて思ってたが客足が伸び出したのは結局夕方になってから。
そんなとき、1組の若いお兄ちゃん&お母さんがカメラを見てる!
のを発見。すかさず声をかけてみた
のが間違いだった
そのお兄ちゃんが目星をつけていたのはバイキンマン社のライバル商品ドキンカメラ。
ドキンカメラはなかなかの逸品。正直、僕も「いいかな」って思ってしまう。
とりあえず、お兄ちゃんに他にもいいカメラあるよ!って、わかってもらうために似たような商品をサラ~っと紹介。
すると、兄ちゃん
「あの~これ、動画って結構取れるんですか?」
え、カメラに動画を期待するのかよ!?
「ドキンカメラて、あんまり撮れないんですよね?」
そんなのしらないって・・・
「同じメーカーのゲロゲロカメラはたくさん取れるんですがどうして?」
え・・・。
とりあえずカタログ。カタログ。
あー、1秒間のコマ数が違うんですね。
「コマ数多いほうが綺麗なんですか?」
そりゃそーだろ・・・。
そのあともお兄ちゃんは液晶の明るさや見易さを比べたり、
レンズのF値を気にし始めたり、我がアンパンチ社にしか付いてない特殊機能が他社製品に付いてないか何回も聞いてくる…。
最後に、ようやくお兄ちゃんが絞ったのは・・・というか、あまりにもグダグダしてきたので僕が勝手に絞ったのが、我がアンパンチ社のものと、お兄ちゃんが最初から欲しがってたバイキンマン社のドキンカメラ。
それからも長かった。
ぼくがいくらアンパンチ社のが良くてバイキンマン社のがダメか(とまでは言ってないけど)を言っても、お兄ちゃんは決断を下さない。
ぼくは薄々気付いていた。
というか、途中で確信めいて感じていた。
「このお兄ちゃんは、バイキンマン社のドキンカメラを買わなければきっと後悔する。」
と。
それもあって、良心溢れる僕はアンパンマン社をゴリ押しできなかったのだろう。
そういうお客さんはプリンターの時にもいた。
性能は2の次でモー娘プリンター一直線おばちゃんとか。
そういうお客さんは初めからそういうオーラを出している。
いい商品よりも、いいと思い込んでいる商品を買ったほうが幸せなお役さんもいる
(注:ドキンカメラはいいカメラです。商品名を伏せてるのになんでフォローしてるんだ??)
結局、このお兄ちゃん&お母さんはバイキンマン社のドキンカメラを買って入ったのだが、
来てから買うまでの間、なんと
1時間半
その間、ずっと接客していたのだ。。。
1時間半も他社のカメラを売るために使ってしまった・・・。
見切ることも必要かも。
時計を見るともうすぐ退勤の時間。
あぁ、1台しか売ってない。
でもまぁ、1台も売れないのよりはいいし。
客入りがぜんぜんだったしなぁ。
なぜかネガティブなポジティブ思考。
これはきっと、携帯売り場の浴衣のお姉ちゃんのせい
そして、退勤時間10分前、年配の夫婦をご案内。
まだ買わないらしいけど、盛り上がって説明。
そしてプリンターも10年位前のものらしいので、ついでにプリンターも説明。
仕事の範囲外だけど退勤時間も過ぎてたのでいいだろうと。
そのご夫婦はもちろん何も買っていかなかったけど、満足して帰ってくれた
お客さんの満足が第一でいいだろう。
これは、ただの自己満足かも。
さあ、明日は売るぞ!
いい商品を!
バスなどを乗り継いで担当の店舗へと向かった。
途中に降りた駅は小さいころは年に1,2回は来ていた思い出の場所。
と言いたいところだが、10年以上もごぶさただったので初めて来たような感覚。
思い出ってそんなもんか。
店舗に入って持ち場に着くと偉い人や担当の人にドキドキ挨拶。
ビックリ。
みんないいひと
以前入ったことのある店は、セコそうな、コスそうな店員バッカだったので、
大型電器量販店なんて、ソンなもんだと思っていた。
多くの健全な大型電器量販店のみなさん、ごめんなさい
そんな親切な店員さんに色々教えてもらって業務開始。
ところが、客足はチラホラ…ホラって、どこよ!?
って感じで、店員さんもゲンナリムード。
そんな中、必死こいて接客していたお客さんが戻ってきて我がアンパンチ社の製品を買って行ってくれた。
まずは1台達成。
一応の目標は5台である。
これから客足が伸びれば、達成できるかも…
な~んて思ってたが客足が伸び出したのは結局夕方になってから。
そんなとき、1組の若いお兄ちゃん&お母さんがカメラを見てる!
のを発見。すかさず声をかけてみた
のが間違いだった
そのお兄ちゃんが目星をつけていたのはバイキンマン社のライバル商品ドキンカメラ。
ドキンカメラはなかなかの逸品。正直、僕も「いいかな」って思ってしまう。
とりあえず、お兄ちゃんに他にもいいカメラあるよ!って、わかってもらうために似たような商品をサラ~っと紹介。
すると、兄ちゃん
「あの~これ、動画って結構取れるんですか?」
え、カメラに動画を期待するのかよ!?
「ドキンカメラて、あんまり撮れないんですよね?」
そんなのしらないって・・・
「同じメーカーのゲロゲロカメラはたくさん取れるんですがどうして?」
え・・・。
とりあえずカタログ。カタログ。
あー、1秒間のコマ数が違うんですね。
「コマ数多いほうが綺麗なんですか?」
そりゃそーだろ・・・。
そのあともお兄ちゃんは液晶の明るさや見易さを比べたり、
レンズのF値を気にし始めたり、我がアンパンチ社にしか付いてない特殊機能が他社製品に付いてないか何回も聞いてくる…。
最後に、ようやくお兄ちゃんが絞ったのは・・・というか、あまりにもグダグダしてきたので僕が勝手に絞ったのが、我がアンパンチ社のものと、お兄ちゃんが最初から欲しがってたバイキンマン社のドキンカメラ。
それからも長かった。
ぼくがいくらアンパンチ社のが良くてバイキンマン社のがダメか(とまでは言ってないけど)を言っても、お兄ちゃんは決断を下さない。
ぼくは薄々気付いていた。
というか、途中で確信めいて感じていた。
「このお兄ちゃんは、バイキンマン社のドキンカメラを買わなければきっと後悔する。」
と。
それもあって、良心溢れる僕はアンパンマン社をゴリ押しできなかったのだろう。
そういうお客さんはプリンターの時にもいた。
性能は2の次でモー娘プリンター一直線おばちゃんとか。
そういうお客さんは初めからそういうオーラを出している。
いい商品よりも、いいと思い込んでいる商品を買ったほうが幸せなお役さんもいる
(注:ドキンカメラはいいカメラです。商品名を伏せてるのになんでフォローしてるんだ??)
結局、このお兄ちゃん&お母さんはバイキンマン社のドキンカメラを買って入ったのだが、
来てから買うまでの間、なんと
1時間半
その間、ずっと接客していたのだ。。。
1時間半も他社のカメラを売るために使ってしまった・・・。
見切ることも必要かも。
時計を見るともうすぐ退勤の時間。
あぁ、1台しか売ってない。
でもまぁ、1台も売れないのよりはいいし。
客入りがぜんぜんだったしなぁ。
なぜかネガティブなポジティブ思考。
これはきっと、携帯売り場の浴衣のお姉ちゃんのせい
そして、退勤時間10分前、年配の夫婦をご案内。
まだ買わないらしいけど、盛り上がって説明。
そしてプリンターも10年位前のものらしいので、ついでにプリンターも説明。
仕事の範囲外だけど退勤時間も過ぎてたのでいいだろうと。
そのご夫婦はもちろん何も買っていかなかったけど、満足して帰ってくれた
お客さんの満足が第一でいいだろう。
これは、ただの自己満足かも。
さあ、明日は売るぞ!
いい商品を!
まぁいずれにせよ、お店に行くのが励みになることでしょう。
こうなったら、いいとこ見せちゃって!
で、実際、店員さんからは好印象だったとのことです。
そして、明日またバイトです。
バイト中に恋してしまいましたが、
明日は、お客様に満足してウチの商品を買ってもらえるようにガンガン押してきまっせ!!
いちおう自分とこのメーカーのをすすめるんですけれど、何よりもまずお客さんの満足ですし、仕方ないですよね。それに店にとってみれば他社のものでも気持ちよく(外面上だけでもね…)売っているれこばさんの姿は好印象に見えるはずですよ。自社の物が売れなくても、応援してまっせ!