リーゼント矢板(やいた)の【学ラン22年組】

リーゼント・学ラン・モノづくりのブログ

【アートハウスへの道】13〜全てが塵と化す〜

2021-06-01 | 制作過程
こんにちは。

リーゼント・学ラン歴19年(2020年現在)リーゼント矢板(やいた)です。


【100人のアートハウスへの道

大阪にある一戸建ての貸別荘タイプの宿泊施設で、その宿泊施設を100人のアーティストの作品で彩るという企画への出展作品の制作過程です。


一度パテを全て破壊して、作り直す事に決めました。

ドリルでの破壊行動は想像以上の重労働でした。

かなりの量のパテを盛りましたが、そのほぼ全てを粉末になるまでドリルで削りきるのです。かなりの量です。しかもとても硬いので削るのも簡単ではないです。








そして、ここまで工夫をこらし、苦労して進めた作業を、自らの手で同じくらいの時間をかけてコツコツ壊していくのです。

これがキツかった。

樹脂を削るのと同じく、自分の精神も擦り減らしていきました。この1ヶ月近い作業は何だったのか?と。



ここまでドリルで削っていく中で、所々ドリルがシリコン型にまで食い込んでしまい、傷が付いてしまいました。

ここでシリコン型も作り直さなければならなくなりました。


そう、一から全てやり直しです。。。


もうここまで被害が及んでしまったのなら、シリコン型も取り剥がし、パテも塊で取り外せました。



シリコン型は修復不可能なほどの穴と裂けが出来てしまいました。
シリコンに補強で入れたガーゼが表面に浮き出た部分や、ガーゼの繊維がパテに食い込んでしまっていたのです。

ガーゼなしでシリコンのみであれば、パテが食い付くところは無買ったでしょう。ドリルで全て削りきらずとも、数カ所削ればガパッと取り出せてシリコン型を傷つける事も無かっただろうに。。。



さらに被害は深部にまで及んでおり、ドリルがシリコンを突き破り、原型までドリルで傷が付いてしまいました。





傷ついた原型を修復してから、型取りの作業を一からやり直さなければならなくなりました

いや、一からどころか、原型修復という作業が追加されたので、
マイナスからのスタートです。。。

この1ヶ月の作業と、大量の樹脂が無駄になってしまいました。


つづく。。。( ;  ; )




このプロジェクトはコロナの影響で危機的状況の宿泊施設を、アートとクラウドファンディングの力で救い、逆に盛り上げていこう!という企画。
クラウドファンディングに協力して頂くと、参加アーティストのオリジナルグッズや、作品がお礼としてもらえたりします。6月5日(土)18時にクラウドファンディング開始です!
詳しくは下記のリンクをご覧になってください。
進展状況、参加アーティストはInstagramから発信してます!
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次回も⚡️夜露死苦⚡️
 
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