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Records にへーのブログ

演劇・映画・小説・マンガが好き!
日々考た事で、Xに書きづらい事を書いて行こうと思っています。

「パンドラ効果」とは?!その2。

2010-01-22 19:17:00 | ノンジャンル
その1からのつづき。

95年に書かれた「パンドラ効果」の台本ですが、そもそも劇団初のプロデュース公演として書かれたものでした。

当時、十日町には四つの劇団がありました。

演親会・劇団どたんば・劇団ゴクラク本舗・劇団御の字の4団体です。

この4団体からキャストを集めて、合同で公演が出来ないかと、御の字が企画したのです。

台本は95年に書かれ、95年に上演されるはずでした。

しかし、諸々の事情により延期。

翌年の96年に、4団体のキャストによって上演されたのでした。

因みに、この時の主役は女性役を男性が演じました(劇団どたんばのコマイさん)

俺も演出兼、出演もしてたのですが、今となっては驚きです(これ以降、演出と出演の両方を兼ねてません)。

その3につづく。

「パンドラ効果」とは?! その1。

2010-01-22 12:29:00 | ノンジャンル
「パンドラ効果」とは、今度ウチの劇団がする公演の名前です!

97年に初演、02年に再演、そして今回が三回目の公演。

正式公演名は「パンドラ効果09‐10」。12月に小出で公演(2009年)して、1月に十日町で公演(2010年)するので、09‐10が付いた訳です。

“パンドラ効果”という言葉は、「やってはいけないと分かっていながら、ついしてしまう人間の行動」を指します。

台本は俺が95年に書いたものです。

そもそも、ジャック・ウィリアムスンの短編小説集「パンドラ効果」というのがあって、それを読んであんまり面白く思えなかった事が、この台本を書くきっかけです。

「やってはいけないと分かっていながら、ついしてしまう人間の行動」。この行動を起こす登場人物で、自分ならどんな話を書くか。

そうして出来上がったのが、「パンドラ効果」の台本です。

その2につづく。

映画「フィッシュストーリー」(09年・日本)について

2010-01-22 04:40:00 | 映画
こちらも、シネマトークのSNSから転載。

時は2012年。あと数時間で彗星が地球にぶつかり、人類が滅亡しようとしていた。
人気の無い町で、あるレコード店だけが営業している。
店に流れるのは“フィッシュストーリー”という曲。
この曲をめぐり1975年、1982年、2009年、2012年の出来事が繋がって行く。

新潟では短期間しか上映してなかったので見過ごしていて、DVDで鑑賞。

「アヒルと鴨のコインロッカー」(08年)に続く、原作・伊坂幸太郎&監督・中村義洋のコンビ作。

“風が吹けば、オケ屋が儲かる”的な、偶然の重なりみたいなストーリーだが、ニヤニヤしながら見終える事が出来る。

伊藤淳史などが演じる、75年のパンク・バンドのエピソードと、09年の多部未華子と森山未來が演じるエピソードが面白い。

物語中で重要な役割を担う“フィッシュストーリー”という曲も斉藤和義がプロデュースしついて、映画を見終わった後も耳に残る感じだ。

軽いし、マンガみたいな感じもするけど、原作より面白いという人がいるくらい、楽しく見れます。

もうちょっと、話題になっても良かったのに。

見終わると、まさしく“フィッシュストーリー”というタイトルが、納得いく作風です。

中村監督はやはり昨年公開した「ジェネラル・ルージュの凱旋」も評判いいし、絶好調ですね。

伊坂&中村コンビは、もうすぐ公開の「ゴールデン・スランバー」もあるので、期待大です。

個人的満足度は4点(満点は5点)、お薦め度も4点。
ただし、真面目な顔をして見る作品でないので、肩の力を抜いて見てもらいたい。