しかし銃弾一発で本当に世の中が変わってしまった。いいのか悪いのか複雑な話だ。
考えてみればリベラル優位な日本の言論界を終わらせたのは赤報隊事件だった。銃撃事件で朝日新聞社の社員が撃たれたのだが犯人に関してはずっと統一教会との関係が囁かれていた。あの事件を契機に日本は加速度的に右傾化する。そこから安倍政権で良く判らない言論人が跋扈するようになりどう考えても理屈の通らない屁理屈を何処のメディアも忖度で載せて安倍政権を擁護する気持ち悪い政治が行われていた。その政治に止めを刺したのもまた銃弾であり奈良で安倍晋三が撃たれて安倍晋三がいなくなると途端に過去に無茶苦茶な報道にメスが入るようになり良く判らない右翼が言論の世界で好き勝手な事を言う時代が終わろうとしている。そして自民党と統一教会が元自民党議員に言わせれば「ウィンウィン」だが世間一般でいう「ズブズブの関係」も終焉の時が来ているようだ。少なくとも統一教会は自民党にとっては使い捨て、いずれ解散命令が出るだろう。問題の自民党の方はどうなるのかねえ?こっちも解散命令を出して欲しいものだが。