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北海道でのことが書けない

2021-10-21 06:00:00 | 日記
北海道に行ってからのことが書けない。

書いてもアップさせ続けるのに
抵抗を感じる。

ずっとどうしてなのか
考えてみた。

一番悲しかった時を過ごしたからなのか、、
甥っ子はいたが(一緒には住んでいない)、
一番強く、死別に向き合っていたことを
書くのが嫌なのか。

たかちゃんの死から
7年経つけれど
まだまだ気持ちを消化することが
できないようだ。


たかちゃんが亡くなってすぐに

友人からの連絡で
友人の癌治療に寄り添い、
友人の死
母の施設通い、
母の死、
息子と共に仕事をこなし、
娘の結婚と出産、
目まぐるしい一年半だった。

その後、北海道に移住。
北海道に行く前も
十分、たかちゃんとの死別に
向き合ったつもりだったが、
本当に向き合ったのは
北海道に行ってからかもしれない。

覚えているのは、
たかちゃんが亡くなって3年が過ぎる頃、
たかちゃんが亡くなってすぐの頃と
3年経った頃で
悲しさが変わらない、
そう思ったこと。

うすら寒い心を
どうにかしたいと
ワンコをずっと抱きしめていた日を
思い出す。

北海道が寒いからではない。
北海道の暖房は、関東より暖かくて
セーターをたくさん持っていっても
ベストぐらいしか着ないで
家の中は、
春のような長袖Tシャツだけで過ごせる。
毎日吹き荒れる風もなく、
防寒さえしていれば思ったより寒さは感じない。
吹雪だけは、さすがに大変だったけれど
数えるくらいしかなかった。

時間の経過とともに
たかちゃんの死も
もっとやわらぐものと思っていたけれど、
そうでもなかったから、
3年という月日が経った時に、
そう感じたのだと思う。


ずっと北海道にいたわけでもなく、
2か月に一度は関東に来ていたし、
たかちゃんの命日や盆や正月にも往復していた。


それなのに、
たかちゃんとの死別の想いは、
なかなか晴れるわけでもなかった。

関東に戻ろうと
思ったわけは、
息子が早くに一人で仕事をこなせたこと、
それと、
用事で関東に来て
また札幌に戻る飛行機で

たかちゃんのお墓の場所の上空を通った、
その時、

お墓にたかちゃんはいないけれど
たかちゃんのお墓の側にいたい
そう思ったから。

たかちゃんが
もう帰ってこいよと
そう思わせたのかもしれない。

今、お墓に一番近い町に住んでいる。
自転車でも墓参りは行くことができる。
無宗教で
墓にたかちゃんを感じることもないけれど、
月命日には行っている。


ブログを始めた当初は
北海道でのことも
想いもすべて書いて
前向きに生きていけたらと
思ったけれど、

結構、根が深くて
ここでつまづくとは
自分でも思っていなかった。

死ぬまで死別を達観することは
できないのかな、、
つまづいて、
後ろ向きに考えてしまったら、
そんなことも思えた。


ゆっくり
北海道でのことは
とりとめもなく書けるようになったら
ボチボチ書いていこうと思う。

北海道に住んで
死ぬまでにしたいことの一つは
達成されたのだから
これはこれで
自分の中で
納得のいくことでもあったと思う。



昨日のワンコの散歩で

「こんな時期に
たかちゃんが元気な時の最後の旅行で、
伊東に行ったな、、
もう、9年も前か、、」

いっつも、
たかちゃんにくっついていれば良かった、
何も心配することもなく、
たかちゃんが運転で
私は、助手席で、、

もう2度と
あんなに安心していられることは
ないんだな、、



北海道での
シェルポ君。
初めは寒がりで雪に尻込みしていたけれど
バッチリ防寒したら
新雪が降ると喜んでいた。



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