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晴読雨読、時々映画。シェットランドシープドッグ・ラズムと暮らす日々

ボビー

2007-02-28 | movie
       (風つよ~)

映画「ボビー」を観た。

1968年、“ボビー”の愛称で国民に愛された
ロバート・F・ケネディ暗殺事件の日、
アメリカ大統領候補が凶弾に倒れるまでの一日を、
彼が最後の演説をしたアンバサダーホテルに集った22人に
焦点を当てたドラマ。

アメリカにとって、RFKがどんなに大切な人だったか、
どんなにアメリカ人に好かれていたかが
よくわかる映画だった。

映画の最後に近づくと悲しくて涙がポロポロ出た。
この映画は、RFKのことを直接描いた映画ではなく、
ホテルにいた人たちの人生ドラマだ。
それぞれの配役がとても豪華で、すばらしい演技だったと思う。

画を観たあとで、
ネット上の評判を見てみたら
反応は、イマイチのようなんだけど、
私のツボには、はまって
私にとっては、かなり好きな映画だ。

日本のテレビや映画で、主人公がカリスマ性のある人という
設定のドラマがあるけど、
その人自身からもまわりの人の反応からも
どうしてもカリスマ性が感じられないものが多い。
口で「すごい」とか「○○のために」と連呼しているだけで
ぜんぜんその人からは、カリスマ性が感じられない。

この映画では、RFKは、実写と演技は後ろ姿しか出てこない。
でも、そのカリスマ性はものすごく感じられた。
アンソニー・ホプキンスや、ニック・キャノンらが演じる
まわりの人たちが物が震えるくらいのカリスマ性、
それぞれ悩みを抱えた人たちの日常を一瞬で忘れさせるくらいの
カリスマ性を感じることができた。

私には、作品としてしか見ることができないけど、
アメリカ人にとっては、多くの問題をつきつけられる映画でも
あるんだろうね。


帰ったら、ラズムが…!

2007-02-27 | Weblog
           (誰にでも秘密がある)

昨日の夕飯を食べた後、ラズムが戻した。
その後、寝るまで、何度も何度も戻した。

どうしたんだろう?
ひとつ、考えられるのは、
夕方の散歩のとき、「はっさく」のような柑橘系のものを
ひとつ拾い食いをした。
食べそうになったとき、「あ!だめ!」と急いで
ひっぱったけど、遅かった。
ラズムは、パクッと口に入れてしまった。
あれが原因だろうか?

今日の朝方、私が気がついたのは、4時くらい。
私の布団のまわりをラズムがウロウロ歩いている。
落ち着かない。
「くぇっ、くぇっ」と戻さないけど、戻したそうにしているようだ。
いつもなら、ぐっすり寝ているはずなのに、ずっと起きている。
横に連れてきてなでていると、ようやくおとなしくなった。

でも、散歩は、普通で、朝ごはんも食欲は普通で、
その後もどさなかった。
ラズムをおいて、仕事に行かないといけない。
仕事中、心配だったけど、仕方ない。
急いで帰って、玄関を開けるとラズムがいない!
吠える声は、遠くから聞こえる。
いつもなら、玄関にいるのに…。
「ラズム??!」
吠える声は2階から…。

ラズムは、ひとりで階段を下りられない。
上るのは、上れるのに、降りるのは抱っこだ。
だから、いつもはひとりで2階に行くことはない。
留守番中に2階に行ったのは、初めてだ。

ラズムが階段の上から下をのぞいている。
元気そうだ。よかった!
それにしてもどうして2階に行ったんだろう?
2階には、ラズムのトイレも置いてないのに、
何時ころ行ったんだろう?何があったんだろう?
無事だからよかったけど、
留守中の行動は、本当になぞだ。



アカデミー賞発表

2007-02-26 | movie
      (アカデミシャン)

今日は、私の1年間のお楽しみ「アカデミー賞」の
発表の日。
世間の予想どおりの受賞だったような…。
うちはWOWOWは、見られないので、
結果だけ知った。
そのうちNHKでダイジェストをやるので、
それまでがまん。
早く見たいな~、いろんな俳優さんの表情。

作品賞も監督賞も「ディパーティッド」。
リメイク映画だから、受賞はないかと思ってたのにな。
でも、文句はない。
(私が文句言ってもびくともしないだろうけど…)

私はフォレト・ウィティカーも好きだから
文句はないけど、ディカプリオは、残念でした。
でもこうやって、じらされてじらされて
いつか受賞したときに感動が増すよね。
マーティン・スコセッシ監督のように。

年間、これだけいっぱいの映画があって、
アカデミー賞にノミネートされるのは、
ほんの数本。すごいことなんだよね。
これからしばらくは、
日本でまだ公開されていない受賞作品を観るのが楽しみだ。




アフレコ

2007-02-25 | Weblog
    (「あ~、ソファの間にフード落としてしもた~」
        …なんて、思ってないからね。)

犬を飼っている家なら、どこでもやっていると思うけど
ラズムの表情に合わせて、適当にアフレコをやる。

おねえさんは、特に上手だ。
ラズムがうろうろして戻ってくると
「探検してきたけど、な~んも落ちてなかった」
寝てるところを家族が通って、ラズムが起きると
「あ~あ、せっかく寝てたのに、もうっ」
っていう具合に、ラズムの動き合わせていつもやっている。

私も、家に帰ってきてラズムがやってくると
「あ~、お母さん、寂しくて寂しくてしかたなかったよ~」
とか、
お父さんとラズムが散歩に出かけるときは
「本当は、お母さんと行きたいけど、
お父さんで、がまんしよ」
とか、自分に都合よくアフレコを楽しむ。

犬は目で語るから、アフレコしやすいんだよね。
ほんとうの心の中はどうなんでしょう。
ラズムのみぞ知る。

ビデオカセットを捨てる

2007-02-24 | Weblog
         (ぼくの思い出は、DVDに)

録画をハードディスクレコーダーにしたので、
ビデオカセットを捨てることにした。
まだビデオレコーダーもあるからと
ダンボールに入れてとってあったけど、
保管場所もないので、
特別にとっておきたいのだけDVDに移すことにして
思い切って捨てることにした。

近所のガキに
「あ、○○(テレビ番組)の時間だ。
でも、うちはビデオがあるからいいんだも~ん」
と言われて
「くっそ~」とくやしい思いをしたのは
ついこの間のような気がするのに…。
時代は、どんどん進んでいるのね。

データ保存は、どんどん小さくなって
そこからスタートするには、
便利になっているふうけど
ずっと使っていくには、
ハードが変わると使えなくなって
かえって不便のように感じる。

友達の子供がカセットテープの使い方を知らないと言ったそうで
「自分の子供ながら驚いた」と言っていた。
うちの子供がダイヤル電話の使い方を知らないと言ったときも
驚いたけど、
やっぱりここでも時代は進んでいるのね。
そういえば、ウォークマンのCMに出ていたサルが
死んだニュースを聞いたとき、
子供たちはその存在を知らなかった。
あれは、何年前だったんだろう…。

このさい、若ぶらずに、思い切って年寄りっぽく昔話なんかしちゃおう。
「お母さんが子供のころは、『ティッシュ』なんかなかったんだよ。
衛生検査は、『ハンカチ・ちり紙・爪』だったからね。
電気製品に『リモコン』なんてなかったしね。
テレビは『チャンネル』だったんだから」
っていう風にね。