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ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

私に私をくれたもの

2011-10-08 23:41:31 | Weblog
きょうは、広島市こども文化科学館へ。



プラネタリウムで



「ほしのことば」

谷川俊太郎の詩とめぐる宇宙




が投影されるのを、ネットで知って





絶対に行くぞ

と思っていたのです




二十億光年の孤独



ありがとう





谷川さんファンとしては

たまらない

どれも、素晴らしい詩ばかりです。





詩「ありがとう」の中で





誰が 私に私をくれたのか

・・・

私に ありがとう




といった様な 言葉があって

→ちょっと、うろ覚え




とても印象的でした。





家に帰ってから、





最近ほんとに見なくなった

TVで、たまたま




日野原重明さんの番組を、ちょっと見た。



(途中~こどもが泣いて、起きるまでの間だけ、、)





日野原さん、100歳。

奥さん、92歳。




いずれやって来るであろう

奥さんとの、別れについて




覚悟しなきゃいけないんだけど

考え始めたら、耐えられなくなって

考えるのをやめることにしている、




夫婦して長生きをさせてもらって、

感謝しているけれども

もうちょっと、もうちょっと

共にいたいという思いがある、





と、揺れて不安な心の内を

お話しておられました。







そうだな、、、命を終えるのに

何歳だから良いとは

絶対に言えないものだなぁ、、、と思いました。







わたしは、僧侶なので

お参りに行ったお宅で





お仏壇のそばに、

生後まもない赤ちゃんの写真が




飾ってあるのを、目にしたことも。






けれど、生まれて数日で亡くなった命も

100年以上、生かされた命も





別れてゆくときの、悲しみは

同じであることを感じさせられます。





いのちの、重み。





2500年前に、お釈迦様が




愛するものと別れ

離れなければならない苦しみ






が、人生にはあるのだと

明らかにして下さったように。





これがまた、わが事となると

ほんとうに弱いものです、、






あなたが、弱いことも

あなたが、恐がっていることも




わかっていますよ、





弱さも恐怖も、まるごと

わたしが抱きしめていますよ、





と、言ってくださる

おおきな命がある。





私に、私をくれた

おおきな命。





おおきな命を想った、今日。
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