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ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

ほんとうのはなし

2019-03-27 12:32:37 | Weblog


うちのお寺の外壁沿いには
桜の木が何本かあって

毎年この季節になると
淡い色の花を咲かせる。

わたしにとって特別な
父の植えた桜

わたしが8歳の時に
年の数だけ植えてくれた。

植えた父が
人間としての命を終えても

桜は生きている。

わたしが父のことを
忘れていても

桜は生きている。

生きている桜が
わたしに
父を思い出させる

ゆめのなかみたいな
ほんとうのはなし
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