ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

溺れながらも寄り添いたい

2008-09-02 22:59:20 | Weblog
島根県には→石見と出雲、2つの地方がありまして。
わたしは、石見地方に住んでおりますが

今朝7:30出発、出雲へ。
おかあさん&ご門徒さん&わたしの、3人で
研修会に行って参りました

テーマは「グリーフケア、深い苦悩に寄り添う活動を模索して」
約4時間の講義を受けました

いちばんの要点は。

思い通りにならない人生を、思い通りにするのが
宗教ではなく。

『苦しみや悲しみを、どう乗り越えるか?』
これが、宗教そのものであります。

→寄り添いながら、そこに一緒にいる
→あなたの悲しみ=わが悲しみ、とする阿弥陀様の心を
 拠りどころに生きる

「傾聴(けいちょう)」の大切さを学びました。

わたし達は生きていく上で
いろんな悩みや苦しみ、疑問を抱きますが。

人に話をして、その相手から
解決策=答え、を与えてもらいたいのではなく。

自分の思いや、こころの叫びを
ただ、まるごと「受けとめてもらいたい」

そんな思いが、心の奥底にはあるのだと思います。

阿弥陀様のように
あなたの悲しみ=わが悲しみ、

とは、なれない私。

人を救うどころか
自分すら救うことができず、

溺れっぱなしの身でありますが。


阿弥陀様に支えられて、生きている者としては


ちょっとでも、ひとに寄り添えるような
生き方を選択したいものだなと、思います。

五木寛之さん著『親鸞』
今日から全国的に、新聞連載が始まりました。

宗教的天才、親鸞聖人 
コメント (4)
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