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お気楽な日記

山田さん、塚本さん、チュートリの徳井さん、ハローバイバイの関さんなど・・・

「白夜行」

2005-11-10 13:49:08 | 山田孝之



「白夜行」本当に深い作品。読み終わってもまだ心に引っかかる。
この作品の根底にあるのは、「貧困」そして「差別」

今の時代では、ピンと来ないかも知れないけれど、確かに私が育った時代には
貧困も差別も・・この差別とは住居している場所そのものが差別の対象
こんな理不尽な事が成立していた時代があったんだよね(決して昔ではないです。つい最近のことです)
こういう時代背景をしっかり見据えていると、この作品の深さが改めて浮かびあがる。

底から這い上がるように上り詰めていく雪穂の強さ。
亮司は?この本は亮司の心象はほとんどない。雪穂のしたたかさや強さは
読み進めていくと、なんとなくこんなだったのかな~と
わかるような気が(これも読者の勝手な推測)するのだけれど
亮司の本心・・何度考えてもわからなくて、だからずっと心に引っかかる。
亮司を闇の世界から救ってあげたいって思うようになる。

tahの作品を見たときに、ドキッとした。
闇の中に射し込んでいる光り。
亮司の心象風景なのかも知れないな。とこれまた勝手な推測です。

それにしても多彩なお方なのね。





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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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亮司の心象は? (セカチュウ症候群中年)
2005-11-10 20:50:42
はじめまして



東野圭吾のファンの一人で、作品は一通り読んでいます

「世界の中心で、愛をさけぶ」ドラマ版よりの綾瀬はるか・山田孝之のファンでもあります

またHNの通り、彼らからすれば、亜紀パパ・朔父の世代です



さて、今回の「白夜行」ですが



>底から這い上がるように上り詰めていく雪穂の強さ

>亮司は?この本は亮司の心象はほとんどない



なかなか、はっきりとは書いてませんからね

主人公2人のことは



雪穂がヒロインの物語ですから、叙述は雪穂中心になりますが、作者の意図はそこに亮司の影を色濃く映しているように思う



雪穂の強さは亮司の存在に裏打ちされた「強さ」であり、二人の「相互信頼」と犯罪を共有したという特殊な「相互依存」という関係性を見て取れれば十分だと思うのですが



ドラマ化が発表されてから、色々と批判や苦情がTBSのBBSはじめいろんなところで出ていますが

やはり「究極の純愛」にはどうしても違和感を

感ぜずにはおれません



二人とも、理由はともあれ、犯罪者には他ならないのですから



TBSにはTBSの事情があり、二人に頼らざるを得ないというような、穿った背景やかつての「百恵・友和のゴールデンカップル」の再来なんてことを企んでいるんではなかろうか、なんてことを考えてしまう



あくまで「推理小説」ですからね

石丸Pの見解の拙さ、というか余りにも短すぎる見解が、混乱も元となっているようです

















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Unknown (hana)
2005-11-10 23:59:19
えみりんさんと、↑上の方の「白夜行」の感想に、ただただ感心するばかりです。

たくさんの方の感想を読むのは、とても勉強になります。

ところで、私もTarの作品見てきました。

亮司の心象風景。

闇の中に射し込んでくる光...

そうかもしれませんね。

私はDJのことを描いたのかなと思ったりもしました。

DJも闇の中ですよね。3つの光のようなものは闇を照らすライトなのかな...なんて

感じ方人それぞれで面白いですね。

でも、山田くんはどんな思いをぶちまけたんでしょう。
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おはようございます (jari)
2005-11-11 07:59:53
まだ 読み始め(笑)

どうにもこうにも 気になる事が多々

なので 本よりDVD鑑賞が先に(笑)

「ちゅらさん」見はじめました。

めっちゃ 可愛い声の孝之君♪

国仲涼子ちゃんもかわいいねぇ♪

ねぇねぇ にぃにぃって呼ぶかれは

また違う魅力を感じます。
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Unknown (emirin)
2005-11-11 22:35:29
セカチュウ症候群中年様・・・はじめまして。石〇Pは本当に難しい題材を選びましたよね。原作では描かれなっかた二人の心象を、森下さんがうまく脚本されて、そして後は山田君、はるかちゃんに託したいと思います。



hanaさん・・・・・本当にあの方は多彩です。あのブログは、見た人がニヤッとするくらいでいいかなって思って、紹介はしませんでした。静かに見守っていたいブログですよね。でも一言・・・鹿児島行きたい。



jariさん・・・・「ちゅらさん」は面白いですよね。山田君がどんどんカッコ良くなっていくんですよ。そして華奢な山田君を、焼くなり、煮るなり好きにしちゃってください。
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