詩集 裸心全通(らしんとおる):羅針全通:Rasin Toru  

現在、羅針全通(らしんとおる)となりました。「愛のある詩」を、「愛の詩」を創作しています。

詩: ことばの重み 裸心全通(RasinToru)

2013-02-26 17:52:21 | 
詩: ことばの重み

ご老人だった が

気づかずに やってしまっていた

ことば の
ぶっきらぼうさ が 災いした

浅はか な 行為

子どもたちの
良くないことを 見つけては

時折

張り紙 をしていた

あるとき
ご老人は  気づいた 矢先に
これぞ・・・と

「カベ(壁) を 破るな 」

と  張り紙をした


はりかえたばかりの
障子のことだった


しかりつけて やりたい と
何かの虫が 騒いで いたの・・?



「カベ(壁) を 破るな 」

この ことば が

子どもたちの心に・・

後の人生で ・・

重くのしかかる

人生における 様々な苦境

挫折

ここぞ と 言う時に・・・

子どもたちの 心にかべを つくっていた

この ことば

単に 注意のつもりだった

ご老人の 「張り紙」

ある 時

「ことば」 は  とても 重い のです


裸心全通(RasinToru)


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