東京小走りLife

ミルクディッパーの役者・里村泉美が綴る、好きなものあれこれ♪♪

たとえ時間を戻せても、同じ道を行く。

2012-04-09 18:19:44 | しばい系。
宝塚月組公演
『エドワード8世~王冠を賭けた恋~』
『Misty Station~霧の終着駅~』
@東京宝塚劇場




4月5日(木)、ついに~!ついに~!!きりやんのサヨナラ公演を観てしまった~!

トップになって二年。
二年なんてあっという間だなぁ。
毎公演観たかったけど、なんだかいつもタイミングが会わなくて、結局観に行けたのは、今回を含めて二公演だけ…。
十数年来のきりやんファンとしてはダメダメだな(笑)


さて、エドワード。

実在の、大英帝国の王様のお話。
民衆からの絶大な人気を集めながら、アメリカ人の人妻との恋を貫くために、一年足らずで王位を退いた人。
で、彼の弟が、幼い頃からの過度のストレスにより、長年吃音に悩まされていたという、最近映画にもなった、あの人のようで。

うーん。
私がほとんど歴史を知らないのもあるだろうけど、ちょっと、話が分かり難かった。
デイビット(エドワード8世)の葬儀に訪れた、彼の妻とラジオ局員が、昔を振り返る感じで話が進んでいくんだけど、その設定必要だったかなぁ。
時代が行ったり来たりするのが、今どっちなのか分かりづらくて、時系列に沿ってドラマを展開した方が面白かった気がする。
オチを最初に見せられた感じだったし。あのオープニングを最後に持ってった方が、笑えるしあったかくもなるし、感動もするんではないかと、個人的には思うのです。



そして、ショー。

きりやんは声が良い!
ダンスも素晴らしい!
でも芝居も好きだけど!

私はどちらかというと、ショーよりもミュージカルやお芝居の方が好きなんだけど。
ジェンヌさん達の素に近い表情を見られるのは、ショーなのかなぁと思います。
勿論ショーでだって演技はしてるけど、なんかこう、歌が好きだ!!ダンスが好きだ!!っていう想いがストレートに伝わってくるのは、ショーかなぁって。

きりやんも、全身で言ってたよ。

ただ……今回、作品の中にアニメーションが使われていたり、明らかにAK○48を意識した衣装があったりしたのが、気にかかる。
まさか天下の宝塚が、昨今のヲタクブームに乗っかってしまったなんてことが、あるのでせうか……?!…(笑)…。



そしてエンディング。

カーテンコールを、かなり期待していたのだけど。

まさかの……無し!!

え~………↓↓↓

昼公演だったから、次があるから、さっさと引っ込んじゃったのかなぁとも思うけど。
でも!!!今日!!!最後だったのに!!!
公演はまだまだ続くけど、何度も観に行く人が多いことも知ってるけど、私にとっては、これが本当に最後だったのに!くぅ!!



あ~。なんて不完全燃焼なサヨナラ公演…。
もちろん、十分楽しんだ上でね(笑)


さ~これからの彼女が、ますます楽しみなのです♪♪