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SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

戦国・江戸時代 武将 甲冑・刀剣・茶道具 博物館・美術館・城・茶室などを巡る拝見記。その他の雑記もあり。

1105 姫路文学館 特別展「黒田官兵衛の魅力」

2011-07-22 | 探訪
姫路に戻ってきました。

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姫路文学館
1991年開館。
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開館20周年記念特別展「黒田官兵衛の魅力」
期間:4月22日(金)~6月12日(日)
「秀吉の天下取りを支えた軍師であり、智謀の人と称せられる戦国武将黒田官兵衛に関連する歴史資料と文学作品を紹介する展覧会」

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如水居士像
黒田孝高の死後ほどなくして製作された肖像画。春屋宗園の賛がある。
黒田孝高所用 紺糸威丸胴具足
古頭形兜が付く。
黒田孝高所用 緋羅紗洋套
朱色のマントに黒田家紋「石餅」と「藤巴」が縫い付けられている。
黒田孝高所用 金梨子地藤巴紋散蒔絵鞘糸巻太刀拵
孝高が足利義昭より拝領の太刀「菊一文字」の太刀拵。
一の谷形兜
竹中半兵衛所用の写しで竹中家の親類の家に伝来した兜。半兵衛に命を助けられた事のある黒田長政も一の谷形兜を愛用した。
黒田一成所用 荒木紋仏胴具足
胴に蔦紋が付く。黒田一成が荒木村重より拝領の品。一成の父である加藤重徳が元荒木村重の家臣であった縁から貰ったものでしょうか。
一成は黒田二十四騎に数えられる武将。
栗山利安所用 兜
吹返に丸に三柏紋が入る。
栗山利安も黒田一成同様に黒田二十四騎や黒田八虎に数えられる武将。ちなみに利安の子が黒田騒動で有名な栗山大膳こと栗山利章で。利章が盛岡藩預かりとなった時に持ってた黒田孝高所用「銀白檀塗合子形兜」は孝高が栗山利安に与えた物。

また通常の展示の他に「官兵衛をえがく」と題して黒田官兵衛を題材とした文学作品を紹介しています。

展示の規模は2008年福岡市博物館での「黒田長政と二十四騎、黒田武士の世界」と比べると酷ですが、文学作品を同時に紹介するなど工夫をしており、興味深い展示会でした。


時間があったので姫路城にも行ってきました。

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と言っても現在は工事中でこんな感じ。

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工事の様子です大屋根です。
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最上層(5層部分)です。
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それではこのへんで。

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