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SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

戦国・江戸時代 武将 甲冑・刀剣・茶道具 博物館・美術館・城・茶室などを巡る拝見記。その他の雑記もあり。

1103 秋月城 秋月郷土館

2011-05-10 | 探訪
3月九州旅その2
甘木鉄道でで甘木駅へ。そこからバスで移動し目的地の秋月へ。

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秋月城
福岡藩藩主・黒田長政の遺命により、その三男、長興が秋月五万石を分知され入部。城を整備しました。写真の黒門は秋月城の大手門だったそう。

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長屋門

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太閤石
九州征伐でこの秋月にきた豊臣秀吉が腰掛けたとされている石だそうです。

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秋月郷土館
1965年に建てられた郷土資料館と1975年新設の郷土美術館からなる。

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黒田長興所用 緋糸威胴丸具足
桃形兜で脇立は金箔押の律管。朱塗りの胴には黒田家家紋・藤巴が付いている。
この甲冑は黒田孝高から長政そして長興へと受け継がれ、長興はこの甲冑を着用して島原の乱に出陣している。
黒田長政所用 銀箔押蛤脇立突盔形兜
初代秋月藩主・黒田長興が父長政より受け継いだ兜。関ヶ原の戦で長政が着用したとされており、その際に水中で敵将と戦いこの兜の先が水面に見えた為、家臣が水中より長政を救出したとされているそうです。
佐竹義重所用 太刀
秋月3代黒田長軌の初鎧の時、外祖父である佐竹氏から祝儀として贈られたものだそうで、来国俊作の由緒書が添えられている。元は「鬼義重」と恐れられた佐竹義重所用とのこと。
島原陣図屏風(戦闘図)
1837年に島原の乱200年を記念して作られた。秋月初代藩主・黒田長興が律管脇立兜をかぶった姿で描かれている。

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