東京赤坂

サントリー美術館

藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美
期間:8月5日(水)~9月27日(日)

曜変天目茶碗
国宝。現在3碗のみ伝わる曜変天目のひとつ。水戸徳川家に伝来し大正7年に藤田平太郎が5万3800円で落札した。
サントリー美術館で観るこの天目は、藤田美術館で観るそれより輝きが鮮明で、照明の違いでこれ程異なるものかと驚きました。
唐物肩衝茶入 銘 蘆庵
艶のある飴色釉に青白になだれがひとすじ。小型の肩衝茶入で島津家伝来。
西南戦争により次第が失われたが、藤田傳三郎が入手後に仕覆などを整え、自らの号である蘆庵と銘名した。
赤楽茶碗 銘 小町 楽道入作
胴部に縦箆をまわし、直線的に立ち上げている。高台はがっちりとし大ぶり。
角張った形の作品は珍しく、ノンコウの若い時代の意欲作と思われる。
宗祇法師筆書状
延徳元年(1489)9月付。松梅院宛。
長享2年(1488)3月、足利義尚により北野社連歌会所奉行(宗匠)に任命された宗祇は、翌年8月頃に山口へ出掛けていた。この手紙はその頃に書かれたもので、会所の松が倒れた事を知らせる手紙への返事となっている。
宗祇にとって宗匠の職は余程重荷になっていたのだろう、この年の12月に宗匠の職を辞している。後任には弟子の猪苗代兼載が就く事となる。
大阪の藤田美術館には何度も行きましたが、こんなに人が大勢いるのを見た事はないかもw
建物も設備も老朽化が進んでいますので、いずれは新館が必要になるかと思います。そうなれば曜変天目も、今回くらいの輝きで毎度観れるかもしれません。

サントリー美術館

藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美
期間:8月5日(水)~9月27日(日)

曜変天目茶碗
国宝。現在3碗のみ伝わる曜変天目のひとつ。水戸徳川家に伝来し大正7年に藤田平太郎が5万3800円で落札した。
サントリー美術館で観るこの天目は、藤田美術館で観るそれより輝きが鮮明で、照明の違いでこれ程異なるものかと驚きました。
唐物肩衝茶入 銘 蘆庵
艶のある飴色釉に青白になだれがひとすじ。小型の肩衝茶入で島津家伝来。
西南戦争により次第が失われたが、藤田傳三郎が入手後に仕覆などを整え、自らの号である蘆庵と銘名した。
赤楽茶碗 銘 小町 楽道入作
胴部に縦箆をまわし、直線的に立ち上げている。高台はがっちりとし大ぶり。
角張った形の作品は珍しく、ノンコウの若い時代の意欲作と思われる。
宗祇法師筆書状
延徳元年(1489)9月付。松梅院宛。
長享2年(1488)3月、足利義尚により北野社連歌会所奉行(宗匠)に任命された宗祇は、翌年8月頃に山口へ出掛けていた。この手紙はその頃に書かれたもので、会所の松が倒れた事を知らせる手紙への返事となっている。
宗祇にとって宗匠の職は余程重荷になっていたのだろう、この年の12月に宗匠の職を辞している。後任には弟子の猪苗代兼載が就く事となる。
大阪の藤田美術館には何度も行きましたが、こんなに人が大勢いるのを見た事はないかもw
建物も設備も老朽化が進んでいますので、いずれは新館が必要になるかと思います。そうなれば曜変天目も、今回くらいの輝きで毎度観れるかもしれません。