今回は京都

じゃん

孤篷庵
大徳寺の塔頭のひとつで、小堀遠州が建立。、寛政5年(1793)焼失するが松平不昧により再建された。

大徳寺孤篷庵 特別公開
期間:9月28日~10月9日
本堂と茶室「忘筌」に加え書院「直入軒」・茶室「山雲床」を一般に初公開されます。

行ってみますと、なんと門前には列が出来ていました。どうやら入場規制があるらしく、25人程度を1組として入場しているようです。内部は写真撮影不可なのでパンフレットをアップしてみます。
さて最初に拝見できたのは本堂とその前庭。本堂内部には入れませんが遠州と開祖となった江月宗玩の位牌が拝見できます。
続いては茶室「忘筌」。最大の特徴は庭に面した西側縁先が上部が障子・下部が吹き抜けとなっており、その吹き抜け部分から露地の風景が見える演出となっている。綺麗さび遠州の本領発揮といったところでしょうか。
床には松花堂昭乗筆春屋宗園賛の遠州像が掛かっています(レプリカとの事でしたが)。
書院「直入軒」こちらでは近江八景の庭や狩野探幽の襖絵が見られます。さらにさらに松花堂昭乗の絵も小品ながら有。
茶室「山雲床」はこの直入軒からの拝見となります。山雲床は遠州時代には無く不昧が再建させた際に建てられたそうですが、遠州好みの龍光院密庵を写したもので不昧の遠州敬慕が垣間見えます。
拝見を終えて外に出てみますと、まだ行列が。なかなか公開されないのでこの人気は当然といったところでしょうか。
忘筌からの露地の景色は、遠州の美意識が強烈に感じられる意匠で大変興味深かったです。

じゃん

孤篷庵
大徳寺の塔頭のひとつで、小堀遠州が建立。、寛政5年(1793)焼失するが松平不昧により再建された。

大徳寺孤篷庵 特別公開
期間:9月28日~10月9日
本堂と茶室「忘筌」に加え書院「直入軒」・茶室「山雲床」を一般に初公開されます。

行ってみますと、なんと門前には列が出来ていました。どうやら入場規制があるらしく、25人程度を1組として入場しているようです。内部は写真撮影不可なのでパンフレットをアップしてみます。
さて最初に拝見できたのは本堂とその前庭。本堂内部には入れませんが遠州と開祖となった江月宗玩の位牌が拝見できます。
続いては茶室「忘筌」。最大の特徴は庭に面した西側縁先が上部が障子・下部が吹き抜けとなっており、その吹き抜け部分から露地の風景が見える演出となっている。綺麗さび遠州の本領発揮といったところでしょうか。
床には松花堂昭乗筆春屋宗園賛の遠州像が掛かっています(レプリカとの事でしたが)。
書院「直入軒」こちらでは近江八景の庭や狩野探幽の襖絵が見られます。さらにさらに松花堂昭乗の絵も小品ながら有。
茶室「山雲床」はこの直入軒からの拝見となります。山雲床は遠州時代には無く不昧が再建させた際に建てられたそうですが、遠州好みの龍光院密庵を写したもので不昧の遠州敬慕が垣間見えます。
拝見を終えて外に出てみますと、まだ行列が。なかなか公開されないのでこの人気は当然といったところでしょうか。
忘筌からの露地の景色は、遠州の美意識が強烈に感じられる意匠で大変興味深かったです。