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SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

戦国・江戸時代 武将 甲冑・刀剣・茶道具 博物館・美術館・城・茶室などを巡る拝見記。その他の雑記もあり。

1705 京都文化博物館 京の書の源流をたどる

2017-07-20 | 探訪
京都
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京都文化博物館 5F
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50周年記念 京都書作家協会特別展 ~京の書の源流をたどる~
期間:5月24日(水)~5月28日(日)
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凡参禅学道 一休宗純筆
内容は禅宗を修行する者に示した言葉で、「やたらに座禅を組んだり、お経の文句を覚えたり、禅宗の古則を覚えたりする知識などは全く無用だ。このことが分かっていても理解できない者は、永遠に成仏できない」と一休らしい言葉がらしい筆到で書かれている。
本阿弥光悦書状
三日付、宛先不明。相手の近江膳所下向の時期を問合せた内容。
膳所と光悦と言えば膳所焼の茶碗(膳所光悦茶碗)が知られる。徳川家光御成に用いる為に小堀遠州が光悦に依頼して作らせたもので、この時期の書状かもしれません。
賦青何連歌巻 近衛信尹筆
山月や四季の草花を金銀泥で描いた料紙に信尹が書した百韻連歌。
慶長十九年五月九日に近衛信尹と古田織部の2人で行なわれたもの。当時の二人は手紙の遣り取りを交わしたり、茶の湯での親交もあった。
そんな2人だけで巻かれたこの連歌から半年後には信尹が亡くなり、翌年には織部も徳川幕府の命により自害している。

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