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SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

戦国・江戸時代 武将 甲冑・刀剣・茶道具 博物館・美術館・城・茶室などを巡る拝見記。その他の雑記もあり。

18GW 五島美術館 春の優品展 ―詩歌と物語のかたち

2018-07-23 | 探訪

東京は上野毛
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五島美術館
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春の優品展 ―詩歌と物語のかたち
期間:3月31日(土)~5月6日(日)
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小倉山荘色紙和歌 烏丸光広筆
茶系統で質感の異なる4種類の紙を切継いだ料紙に、「百人一首」の和歌を散らし書きしている。
阿弥光悦筆と伝えられていたが、現在は烏丸光広筆と推定されている。
色紙帖(新古今和歌集)本阿弥光悦筆 俵屋宗達下絵
色紙36枚に「新古今和歌集」の和歌を散らし書きした帖仕立の作品。
下絵は金銀泥を主体に草花・鳥・波などが書かれている。
共筒茶杓 銘 暁雪 本阿弥光悦作
胡麻竹で丸櫂先の茶杓。形は端正で光悦作の茶碗の様に奇抜なところは無い。
筒には鎌倉初期の公家で歌人としても著名な藤原家隆の和歌を記す。

この他にも高野切・本阿弥切・烏丸切といった古筆切の優品が多数。
今回は光悦作茶杓が良かった。光悦作の茶碗は多く観るが茶杓は少なく貴重。茶碗に比べて茶杓はオーソドックスな造りで手堅いのが面白い。



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