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SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

戦国・江戸時代 武将 甲冑・刀剣・茶道具 博物館・美術館・城・茶室などを巡る拝見記。その他の雑記もあり。

14GW 兵庫県立歴史博物館 軍師官兵衛

2014-06-22 | 探訪
姫路

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兵庫県立歴史博物館

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大河ドラマ特別展 軍師官兵衛
期間:3月21日(金)~5月6日(火)

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黒田官兵衛所用 黒糸威五枚胴具足
兜は朱塗の合子形兜で、これは黒田忠之が作らせた物で本来の兜ではない。胴は五枚胴で官兵衛所用と伝える。
織田信長所用 刀 名物「圧切長谷部」
国宝。天正3年(1575)信長より官兵衛に与えられた刀。京の刀工・長谷部国重の作。
「圧切(へしきり)」の名は、失礼を働いた茶坊主が台所の膳棚の下に隠れて出てこなかった為に、信長が棚の下に刀を差し込んで圧し切った事による。
黒田長政所用 白熊采配
ヤクの毛に棕櫚竹(ヤシの一種)の柄が付く。朝鮮出兵の際に先手を任された黒田長政に豊臣秀吉が与えたとされる。
黒田長政所用 黒漆塗南蛮鉢金歯朶前立兜
金箔押の歯朶前立が付く南蛮鉢兜。関ヶ原の戦いの前に徳川家康より黒田長政に与えられたと伝える。
元は徳川家康が小牧・長久手の戦いで着用した兜とされている。
母里太兵衛所用 紺糸威六枚胴具足
兜は桃形兜に熊毛の脇立、吹返には家紋の釘抜紋が入る。
母里太兵衛こと母里友信は黒田二十四騎に名を列ねる黒田家家臣。豪傑として知られ「黒田節」のモデルともなった。
菅正利所用 太刀 銘「備前國住義次」(号南山刀)
南北朝時代の刀工義次の作。朝鮮出兵の際に行なわれた虎狩で菅正利虎を切った時に使用された太刀。
大徳寺の春屋宗園により「斃秦」と名付けられたが、後に林羅山により「南山」と命名された。
菅正利は黒田二十四騎に名を列ねる黒田家家臣。剣豪として知られた人物。
黒田長政 肖像画
現存する一の谷形兜に五枚胴具足を着用した姿で描かれた馬上像。その姿は関ヶ原の戦いの時のものとされる。
賛は黒田家菩提寺である崇福寺の住持であった江月宗玩による。
千利休自筆書状
天正18年〈1590〉12月4日とされる利休より官兵衛宛の手紙。
官兵衛より依頼された色紙の鑑定をしており「一段と見事」であると答えている。

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