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SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

戦国・江戸時代 武将 甲冑・刀剣・茶道具 博物館・美術館・城・茶室などを巡る拝見記。その他の雑記もあり。

1808 熊本県立美術館 細川ガラシャ

2018-10-21 | 探訪

今回は熊本
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熊本県立美術館
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特別展「細川ガラシャ」
期間:8月4日(土)~9月24日(月)

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今回の目玉は歌仙兼定が撮影可能だったこと
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刀 銘 濃州関住兼定作
室町後期、美濃国関の刀工・兼定の作。
細川忠興所持。「歌仙」の名は、細川忠利に家督を譲り八代に隠居していた所、忠利の施政が気に入らず、この刀で忠利の側近36人を次々と成敗した事から「三十六歌仙」になぞらえて付けられた。
槍 銘 三条吉則於泉国作
室町後期、山城の刀工・吉則の作。本作は和泉国で制作された「出先打」。
足利義昭より米田貞能に与えられた。
短刀 銘 兼吉
室町後期、美濃国関の刀工・兼吉の作。
細川忠興とガラシャの長男・忠隆を祖とする細川内膳家に伝来し、細川ガラシャ所用と伝える。
脇差 無銘 伝備州長船盛光作 号「彫貫盛光」
室町時代、備前長船の刀工・盛光の作。
もとは備中吉備津宮の宝物で、後に木村常陸介所持となり以降は秀吉、徳川秀忠と渡った。
関ケ原合戦の直前7月に秀忠より細川忠興に贈られた。

その他、細川忠興所用の黒糸威横矧二枚胴具足、粉引茶碗「大高麗」・利休作茶杓「ゆがみ」・「利休尻ふくら」茶入といった三斎所持の茶道具など拝見しました。

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さて、熊本に来たら気になるのが熊本城。
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小天守は石垣が外されてこんな感じ。一日も早い復興が待たれます。



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