
今回も有楽苑

徳源寺唐門
かつて大和宇陀郡岩室の織田家菩提寺であった徳源禅寺にあった門。
織田信長の次男・信雄の遺命により、その子高長がが建立した。
大磯の三井家別邸に引き取られた後に、如庵や書院と共に織田家ゆかりの犬山の地に移された。

藤村庸軒旧蔵の石燈籠
宗旦四天王のひとり藤村庸軒が所持していたもの。

腰掛待合

元庵蹲踞

茶室「元庵」
有楽が大阪・天満に構えた屋敷にあった茶室を古図にもとづいて復元したもの。

躙口
中央に開けられている。

小間
内部は三畳台目の奥に深い間取。一番奥に床が設けられ、その前に点前座がある「亭主床」となっている。片桐石州の慈光院茶室にも見られる床構えだが、それより早い。

広間
六畳

藤原藤房旧蔵石燈籠
藤房は後醍醐天皇の側近であったが、行賞の不公正などに失望し出家隠棲した。
茶室「弘庵」
昭和61年に建てられた比較的新しい茶室で、茶会などはこちらで催される。呈茶もこちら。