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SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

戦国・江戸時代 武将 甲冑・刀剣・茶道具 博物館・美術館・城・茶室などを巡る拝見記。その他の雑記もあり。

1210 東京国立博物館 特別展「出雲―聖地の至宝 ―」

2012-12-25 | 探訪
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東京国立博物館

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特別展「出雲―聖地の至宝 ―」
期間:10月10日(水)~11月25日(日)

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尼子経久所用 色々糸威胴丸
阿古陀形五十八間筋兜で三つ鍬形の前立にはそれぞれ「天照皇大神宮」、鍬形には「八幡大菩薩」「春日大明神」の神号を透かしている。胴は浅葱・白・紅の三色で威している。
尼子晴久所用 兵庫鎖太刀
太刀を腰に下げる部分に兵庫鎖を用いた太刀拵で鎌倉時代に造られた。1552年に尼子晴久が須佐神社に奉納した。

常設展示より

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太刀 長船兼光 (名物 福島兼光)
南北朝期の作。福島正則が広島の本覚寺から入手したことと事から福島兼光と呼ばれる。後に加賀前田家に伝来した。

出雲の、ってか尼子家のモノが観たかったので行ってみました。色々糸威胴丸は細部までしっかりした造りの甲冑で、当時の中国地方を席巻した経久らしい。
んーしかし、2点だけではちと少ない。もっと尼子分が欲しい所ですねぇ。