HOMELAND シーズン6

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HOMELAND Season 6 #1〜12

　キャリーは帰国し、アメリカにいるイスラム教徒のために支援活動を始めていた。そこへキャリーにプロポーズしていたオットーが訪ねてくるが…。一方、ソールたちは政権の引き継ぎに備え、次期大統領キーンに対テロ政策を説明するが、アダールは彼女の反応に懸念を覚える。 同じ頃、イスラム教徒の青年セクーがテロ容疑で逮捕される。
※以下、ネタバレあらすじです

　セクーはテロ組織への物的援助を企んだ容疑で逮捕されるが、キャリーの奮闘で釈放される。セクーはFBIの協力者になったのではと周囲から疑われたため、抗議の動画を掲載してしまう。その後、彼が乗ったバンが爆発し自爆テロだと報じられてしまう。毒ガスの後遺症に悩まされ続けるクインはキャリーの家で暮らし始める。向かいの家に怪しい男の存在を感じ、尾行しているとセクーが乗っていたものと同じバンに行き当たる。

　子守を頼まれたクインは立てこもり事件を起こしてしまう。その結果、彼は精神病院へ収容され、フラニーは児童福祉局の保護下に置かれてしまう。キャリーはセクーの釈放にFBI捜査官のコンリンが関係していないと突き止める。コンリンはある施設にたどり着くが、帰宅後に向かいの男によって殺されてしまう。現場に居合わせたキャリーも殺されかけるが逃げ出す。

　次期大統領と面会後、イランが核合意を破ったという疑惑を調べるため、ソールはアブダビでモサドと合流する。そして西海岸でジャバデイと再会。モサドがナフィーシを使い対イラン政策を妨害するため一芝居打ったと分かる。ジャバディにそれを証言させるため密かに彼の亡命を手助ける。キャリーは内部の敵がアダールだと疑っていることをソールに打ち明ける。アダールが先手を打ったため、ジャバディが裏切ってイランと北朝鮮が組んでいると証言。児童福祉局への通報もアダールの仕業だった。

　アダールはオキーフ（ジェイク・ウェバー）と組んで、戦死した次期大統領の息子を貶める企みを進めていた。兵士を救おうとしたキーン大尉が兵士を見捨てて逃げたと編集された動画を作っていた。一方、病院から連れ去られたクインは湖畔の家でドイツ支局のアストリッドの世話になる。向かいの男を町で見かけたクインは、アストリッドを信用しきれず銃弾を抜いてしまう。その夜、向かいの男に襲撃されアストリッドが命を落としてしまう。

　ジャバディはアダールに始末されると気づきキャリーに助けを求め、ナフィーシの証拠映像が入った携帯を残す。アダールの裏切りを知った次期大統領はパリス訟務長官を交え訴追の準備を始める。だがイランの疑惑をねつ造や爆弾事件を指示した疑いでは証拠が弱く、ベルリン支局での機密漏えいの隠蔽で訴追するしかない。それはソールのキャリアの終わりを意味していた。キャリーが証言する直前にフラニーとの面会がキャンセルされる。アダールの圧力だと気づき中止を余儀なくされる。

　クインはアダールを脅して痛めつけ、向かいの男の居場所へと導かせる。 そこは特殊部隊が拠点にしていた民家で、爆弾事件で使われたバンとセクーの写真を見つける。一方、次期大統領の息子が偽の英雄だという動画が公開される。その頃、マックスは技術者としてオキーフの会社に潜入。そこで行われていたのは大量に偽ユーザーを作り出し世論を操作していた。マックスはそこでアダールを目撃するが捕らわれてしまう。

　クインに呼び出されたキャリーは、ベルリンで情報を聞き出すために目覚めさせ、こんな身体にしたと苦言される。キャリーが向かいの男に襲われ、クインが男を殺してしまう。FBIによる鑑識捜査を行なっていると仕掛けられていた爆弾が爆発する。一方、動画の公開でキーンへの批判が高まり、オキーフとの対談でボット操作による悪質なデマを発信していると糾弾する。アダールに連れ去れたマックスは、ネット上のクインはなりすましでオキーフに違いないと断言。それはキーンを憎悪する内容だった。

　標的が次期大統領だと気づいたキャリーはクインと抗議デモの中、警告しに行く。その頃、アダールは拘束している上院議員コトーが特殊部隊の指揮官マクレンドン（ロバート・ネッパー）との企みを暴く。マクレンドンはアダールを無視してキーンをおびき出そうとしていた。アダールはそれをキャリーに警告し、クインを暗殺犯に仕立てるつもりだと告げる。前を走る護送車が爆破され、キャリーはキーンを避難させる。クインは特殊部隊の行動を調べ、キャリーらと合流。クインは命をかけてキーンとキャリーを守って突破する。

　6週間後、キーンの就任式が非公開で行われたことを非難し、内戦の危機にあると訴えるオキーフ。キャリーは大統領に代わり、愛国者法の改正で身辺調査されているCIA幹部をなだめる。クインの死以来突っ走るキャリーをソールは心配していた。キーンは大統領上級顧問にとキャリーに打診。ソールは収監されたアダールに面会し「暗殺は意図していなかった、舵が取れなくなった」と聞く。アダールはそれでもキーンが独善的で危険なにおいがすると疑っていた。キャリーは児童福祉局の家庭訪問を経てフラニーを取り戻すのに一歩近づく。

　キャリーはクインの私物を片付けていて、ジョンという子供の写真とキャリーの写真を見つけ涙する。そんな時、ソールから逮捕されると電話があり、大統領と話せと言われる。大統領暗殺未遂事件の一斉逮捕が行われていた。キャリーはすぐさまホワイトハウスへ向かい抗議すると、共謀の証拠があると言われる。これは報復だと糾弾するが聞き入れられないのだった。

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これまでのシーズンで一番予想外で面白かった！
正直、ブロディの死よりもクインの死の方が衝撃で悲しかった。毒ガスでボロボロになって、今までのようにはいかなくなって苦しんで…。それでもクインの観察眼は鋭くて、向かいの男にたどり着いてキャリーを救って、最後もキャリーを守って死んでいった。それは彼にとっては本望だったかもしれない。でもキーンは守る必要なかったよ。
アダールがやっていることには驚かされたけど、キーンの本性を知る限りは見る目は間違っていなかったのかも。だいぶやりすぎではあったけど、あの女を大統領にさせてはいけなかったと、キャリーも後悔したはず。暴走したTさんことマクレンドンの逮捕は当然だけど、ソールまで逮捕って！それよりオキーフ逮捕しろーー！
最終話のタイトルが「America First」だしキーンがトランプに見えた。あんな政権で大丈夫なんですかね・・・。
クインがいないホームランドかー。クイン役のルパート・フレンドの演技も良かったのでエミー賞やGG賞獲ってもらいたいです。

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