 | 嘆きの王冠 ホロウ・クラウン 【完全版】 Blu-ray BOX |
| ベネディクト・カンバーバッチ,ベン・ウィショー,ジェレミー・アイアンズ,ジュディ・デンチ,パトリック・スチュワート | |
| IVC,Ltd.(VC)(D) |
The Hollow Crown Season 1：Richard II
ジョン・オブ・ゴーント（パトリック・スチュワート）は息子ヘンリーがノーフォーク公の裏切りの兆候を見たと甥のリチャード2世（ベン・ウィショー）に訴える。リチャード2世は従弟でハーフォード公ことヘンリー・ボウリングブルック（ロリー・キニア）とノーフォーク公ことトマス・モーブレー（ジェームズ・ピュアフォイ）間で起きた問題を解決するため2人を呼び出す。やむなく二人に決闘を許す王だったが、直前で決闘を止め、二人に追放を言い渡す。
※以下、ネタバレです
ハーフォード公には10年の国外追放、ノーフォーク公は永久国外追放を言い渡し、「親交を深めるな」「憎悪の嵐を和解して収めるな」「共謀して悪事を企てるな」と誓いを立てさせる。叔父の悲嘆に免じてハーフォード公の追放を6年に短縮する。ヘンリーは父との別れを惜しみイングランドを離れて流浪の身となる。王は従弟であるオーマール卿（トム・ヒューズ）にヘンリーは民に対し、まるで未来のイングランド王気取りだったと危惧していたことを話す。
アイルランドの反乱が問題となっていて、財源確保のため王家の領地を貸し出しその収入を遠征費用に充てることにする。不足分を裕福な貴族から資金調達させようと考えていた。そこへ叔父ジョンの危篤の報せが入るが、間に合わなければ良いと思っていた。ジョンは死に際の言葉なら王も耳を傾けると思っていた。息子の抹殺を狙っていたと苦言し、「お前は国土より大きな死の床にいる。国を土地のように扱うのは王ではない」と言い放つ。王は激怒し剣を抜くが、思い留まる。
その直後にジョンが召されるが、王は気にも留めずアイルランド問題に取り掛かる。ランカスター公の財産や領地を没収しようとすると、叔父のヨーク公からヘンリーの正統な権利を奪えば無数の危険が押し寄せると忠告される。それでも王は聞き入れず財産や領地を没収してしまう。周囲からは王は自身を見失い、おべっか使いの言いなりだと囁かれ、重税のため民の心も離れつつあった。
ヘンリーが大急ぎで本国に向かっていると情報を掴んだノーサンバーランド伯（デヴィッド・モリッシー）たちは彼が汚れた王冠の輝きを取り戻すだろうと加勢しようとする。ヘンリーは王の遠征を待って上陸し、ノーザンバーランド伯らと合流。留守を預かっていたヨーク公もヘンリーの帰還になす術もなく、遠征中の王から手紙の返事もない。側近らも王の敵に対抗できる力もなく身を隠してしまう。一人の臣下が兵を挙げに向かう。
リチャード2世（ベン・ウィショー）／エドワード黒太子の次男。兄と父の死で王位を継承
ランカスター公：ジョン・オブ・ゴーント（パトリック・スチュワート）／王の叔父
ヨーク公：エドムンド・オブ・ラングリー／王の叔父でランカスター公の弟
ハートフォード公：ヘンリー・ボリングブルック（ロリー・キニア）／ランカスター公の息子で後のヘンリー4世
オーマール公（トム・ヒューズ）／ヨーク公の息子
ノーフォーク公：トマス・モーブレー（ジェームズ・ピュアフォイ）／王により追放される
ノーサンバーランド伯（デヴィッド・モリッシー）／ヘンリーに加勢する
驚くほど豪華なキャスト陣！ベン・ウィショーにパトリック・スチュワート、ジェームズ・ピュアフォイ、デヴィッド・モリッシー、トム・ヒューズ…etc
ヘンリー役のロリー・キニアは「ペニードレッドフル」ではクリーチャーでした。
リチャード2世のパートが長いのでhuluでは3話に分割して配信。確かに一気に2時間半はツライ…。
時代は14世紀のプランタジネット朝。シェイクスピア劇がベースになっています。
両者に決闘させず追放することで命を救ったと思ったら、実は思惑があったのね！
ヘンリーを追放することで王位を守った気でいたけど、叔父の財産を没収したことが貴族たちの反感も買ってしまいヘンリー側に寝返られたのは誤算。
叔父の死期に間に合わないと良いとか言うからクスクス笑ってしまったw
結局ご機嫌取りの側近も反乱には役にも立たないよね。
溜めてイッキ見しようなんて思ってたけど、もっと早く手を付ければよかったと後悔。
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