チューリップの薫り

癒やしと香りの研究が進んでいるのか、最近はチューリップの香りがすごくよいので驚いています。

もう1メートルも離れたところで、すばらしくりりしくさわやかな香りがするので、何の香りかと思ったら、花瓶の中のチューリップの香りなのです。

昔チューリップと言ったら、色はキレイだけど、花の形も麗しいけれど、香りがない花と思っていました。

知らないうちに花も進化して、こんなステキな香りで「目」ばかりか「鼻」の幸福も与えてくれるのね‥‥。
品種改良にどんな苦労があるのかわかりませんが、人間はすごいなと思います。
こうやって「商売品」は『商売』のため、どんどん進化しているのに、日本人の生活も美的センスもレベルアップしなーと思います。
むしろ退化しているかも‥‥
このかぐわしいチューリップなどをリビングに毎日飾り、日々の暮らしを美しく気持ちよく過ごしている人は少なくて『ぜいたく品』と考える人の方が多いでしょう‥‥多分。
ゆとりがないのかなー？電化製品はいっぱい買っているのに？

かく言う私も、ツキノワグマなので着る洋服以外は、年がら年中季節感無しの同じ毎日です。
やはり料理や部屋のしつらえなどで、昔の日本人が楽しんだような『季節折々の趣き』を嗜むべきなのかと思いますが、まずそれには、日本文化を『勉強』するところから始めないといけないのが『現実』。
それには『お茶』が一番いいんですね‥‥しみじみ。