熱がまだ下がらない

40℃，39℃の熱が出始めてもう1ヶ月近くなる。
いろいろ発熱の原因を調べているのだがまだ見つかっていない。
熱が続くと脱水症を起こすので、3日前から水分補給の点滴が始まった。
1週間前には一度外れた呼吸器をまたつけた。
話せるようにしましょう。と言われて喜んでいた矢先だったのに。
このところツレと、コミュニケーションが取れてない。
面会時間（1時間しかない）に行って声かけしても、目を開けてくれない。
こんな日は辛い。
気分転換しないと参ってしまう。

肺炎と熱

頚椎の手術が成功したのに？

案外早く呼吸器が取れるかもしれない、とドクターは判断し、
気管切開をせず、口から呼吸器の管を入れていた・・。
でも結局、肺炎になってしまい、気管切開をしてそこから管を入れている
（口からよりリスクが低くなる）。

そして、原因の分からない熱が2週間も続いている。
肺炎に由来する熱ではない、
傷もきれいなのでそのせいでもないとドクター。

熱があっても、自力呼吸のリハビリは行われていて
いまは、呼吸器なしで管から酸素だけを送っている。

肺炎が治らないので痰が出続け、その管から時々痰を取り出している。
（この痰をとるときの痛みは内臓をえぐられるようだと経験者のブログに書いてあった）
この痰が出なくなるまで、または自分で出せるようになるまで
この管ははずせない。

それでも首の周りのガード（鞭打ちの人がまいている）がとれたり
いくつかあった点滴の管も減り、すっきりしてきている。

とりあえず生命の危機は脱したように見える。

話ができない！

頚椎を損傷すると首から下の機能が損なわれます。
ツレの場合、四肢の動きも影響を受けていますが、
最も今問題になっているのは呼吸です。
胸呼吸をするとき使う筋肉や横隔膜を動かすのも
頚椎から出ている神経の働きによるそうですが
損傷のため自力呼吸ができず、呼吸器をつけています。

呼吸器をつけていると、会話ができません。
初め、ツレの口の動きを読むのをトライしましたが、
これが難しい。
予想できる言葉は読み取れるのですが、
それ以外はむり。

次に文字盤を作ってそれで会話ができるか試してみました。
字を指で示してもらう。
　指が動かないのでダメ。
透明な文字盤を作って字を目で追ってもらう
（その目の先にある文字を反対側の私が読む）、を試したが
　文字を探せない。根気が無いのか、文字列を認識できないのか

会話ができないので脳の障害がどの程度のものか知ることもできないのです。

ツレが話ができなくなってから一ヶ月以上たちます。

ツレが怪我

ご無沙汰していました。
9月の末にツレが怪我をしました。
大怪我でした。
頭部外傷（くも膜下出血、硬膜下血腫、硬膜外血腫,脳挫傷）と、頚椎損傷です。
当初は頭部外傷のみと思われ、
高次脳機能障害になる可能性はありますが
2週間で歩いて帰れますと言われました。
ところが病状が改善されないので、レントゲン、ＭＲＩ検査したところ、
頚椎損傷が分かったのです。