大惨事

夜の８時過ぎ、次女が顔面血だらけになって帰宅。
すぐに玄関が血まみれになってしまうくらい、たくさんの血が滴り落ちていて、もうビックリ！
血はタオル２～３枚を真っ赤に染めても止まりません。
口の中を相当切っているらしく、歯も少しぐらついている様子。
駅から自転車で帰っていて、思いっきり顔面から転んだらしいです。
いったいどんな転び方をしたら、こんなことになるんだか！

明日は、弓道部の引退試合の日です。
３年生の次女には、最後の試合。
これは大変なことになったぞ・・・と、急いで救急病院へと向かいました。
唇は信じられないくらい腫れ上がり（普段の３倍くらいの大きさに！）マヒして痛みも感じないらしい。
鼻も、変形している？・・と思うほど腫れていて、鼻の頭と下にも痛々しい傷があります。
夜間だったので、歯科の先生はおられず、歯の方は診てもらえなかったのですが、
傷の手当てと鼻のレントゲンを撮ってもらい、鼻骨は折れていないことを確認。
あとは痛み止めなど薬を４種類もらって帰ってきました。

家に帰って冷やしていたら、鼻の腫れはひいてきたのですが、まだ唇はひどく腫れています。
口がうまく開けられないし、食欲もなくなったみたいで、夕飯はほとんど食べていません。
まだガーゼを当てていないと、口の中に血が溜まってしまいます。
なので、ガーゼとマスクをあてた状態で、今やっとスースーと、眠りにつきました。
今日は、私の横に布団を敷いて寝ています。
さすがに次女もショックだったようです。
傷が顔面だったこともありますが、大事な試合の前日にこんなことになるなんて！と。
毎日自転車で通っていて、帰りはいつも夜の８時過ぎという遅い時間。
危険といえば危険ですが、今までこんな怪我はなかったです。
いったい何がどうなったのか、本人も分からないと言うんです。
一瞬の出来事だったんだと思いますが・・・。

次女はそれでも、明日の試合は絶対休みたくないと言います。
３年間頑張ってきて、最後の試合なんだから、当然ですよね。
「普通、顔から転ばないでしょ？
人間（特に女子）は、顔を守ろうという本能が働くものなんだから。
普通、手をつくでしょ？」　・・・と、私。
「でも手をついていたら、たぶん明日、弓を射れなくなくなっていたよ。」　・・・と、次女。
「そうかぁ。。。。手を守るために、顔が犠牲になってくれたんだね。
なんて強くていじらしい顔なんだ！！！」　・・・と、私。
最後は２人で泣き笑い。
可笑しいけど泣ける。
悔しいような、せつないような、情けないような、愛しいような・・・。

遠征試合なので、朝早く出て、帰りは夕方です。
しかも、勝てば、１泊して、次の日も試合に出ます。
歯の状態も気になるのに、歯医者にも連れて行けないじゃないの・・・。
食事が食べれるかどうかも気になるし、次女の精神状態も気になります。
とても人に見せられる顔の状態じゃないので、マスクを付けていると言っていますが・・・。
試合は勝ってほしい。でも、心配。
なんか複雑です。

明日は５時起き。
でも、目が冴えていて眠れません。
子供がいると、予想もできないようなことが突然に起こること、あるんですよね。
次女は特に、心配ばかりかけてくれるから！

ところで長女ですが、次女が帰宅した５分後に帰宅。
玄関は開け放たれたまま、見ると玄関前～中にかけて血まみれ状態。
強盗にでも入られたのかと、心臓も凍る思いだったそうです。
あれは誰が見ても、そう思うよなぁ。。。
私は急いで救急病院を調べていたので、玄関は開けっ放しだったんです。（笑）
その大量の血痕、私が次女を病院に連れていっている間に、長女と三女がきれいに洗い流していてくれました。
おかげで、何も知らない旦那は、鼻歌歌いながら帰宅して、後で事態を知って驚いたようです。
でもまあ、家族が多いというのは、こういうとき心強いものですね。
さあ、明日はどうなるやら・・・。