映画「パコと魔法の絵本」を見てきました。
よかったですよー。 面白かったです。
大人も子供も楽しめる、ファンタジー作品という感じ。
笑いあり、涙ありで、終わった後はほっこりと温かい気持ちが残りました。
物語が病院の中だけで進行するからか、舞台劇を見ているような感じもしました。
そして、後半の、絵本をみんなで演じるシーンでは、実写とCG映像の融合が素晴らしく、
ちょっとディズニーアニメを見ているような感覚にも陥りました。
場面の切り返しが早く、慣れない人には、どうなってるの?・・と、ついて行けない感じもあったかと思いますが、
私はすごく楽しめました。 映画館で見るべき作品だと思います。
以下少しネタバレありますが・・・・・
役所広司さん演じる「大貫」、最初は人を寄せ付けず、怒鳴り散らしてばかりだったのですが、
パコと出会ってから優しさを取り戻していきます。
そして、事故で両親を亡くし、脳に障害を負って記憶が1日しかもたないパコのために、何かしたいと考え始めます。
そこで、パコがいつも読んでいる絵本「ガマ王子VSザリガニ魔人」を、自分たちで演じようと考えるのですが・・・
この辺の流れに、泣けてきます。
人はみんな、本当は優しいものなんですよね。
病院にいる人たち、みんな癖のある人ばかりなんですが、じつは心に傷を持っていたり、寂しかったりします。
その大人たちが、絵本の登場人物になりきって、パコのために一生懸命演じるのです。
それはすごく派手なスタイルで、滑稽で、笑える場面でもあるのですが・・・泣けるのです。
だから私は、心の中でじーーんときて泣きながら、顔は笑って・・という感じでした。
幼稚園ぐらいの子供もたくさん見に来ていたけど、よく笑っていて楽しんでいたようでした。
でも、深いところは分かっていなかったんじゃないかな。
やっぱり、大人が見てこそ、心に響く映画、という気がします。
それにしても、登場人物のこの奇抜な扮装とメイク。
誰が誰だか分かりますか?(笑)
最初に出演者の名前を見ていなかったら、誰か分からないままに終わっていたかもしれません。
みなさんすごく、頑張っておられる。(笑)
えっ!?これが妻夫木くん?上川隆也さん? ちょっとびっくりな感じです。
小池栄子さん、怖すぎですから。(笑) 加瀬亮くん、いい味出してます。
そして、阿部サダヲさん、あなたやっぱり最高です!
絵本を演じる場面になってからは、特にものすごく・・・
その扮装と大げさな芝居を観ているだけで、すごく楽しめました。 いやぁ~すごかった!
パコ役のアヤカ・ウィルソンちゃんは、本当に可愛らしく、声もよくて、可憐な感じがよく出ていましたよ。
いい映画を観させてもらいました。
敬老の日に、親子3代で楽しみ、語り合った、いい1日でした。
以下、場面の1部です。↓
コメントどうもありがとう。
よかったですよ~。
そうそう、映像的、視覚的にかなり楽しめました。
映画館で観てよかったな~と思いましたよ。
舞台作品が原作だなんて、知らなかったです。
さっすがmitsuさん。 よく知ってるね~。
リンク貼ってくれてありがとう!さっそく観てきました~。
ああ~同じような場面あったな~なんて思いながら・・。
衣装などは、映画のが断然ハデだったけどね(笑)
楽しめるしぐっとくる映画なので、mitsuさんもぜひ観てみてね。
良いですねー。
映像的、視覚的にかなり面白そうなので、
私もこの作品はぜひ映画館で見たいと思っています。
舞台劇を見ているような・・・と感じられたのは
とても正解。この映画、舞台作品が原作なんですよ。
・・・といっても私も実際にはまだ見てなくて。
見ーたーいー(笑)と思って、
DVD販売サイトなぞフラフラ覗いていましたら、
2004年初演版の舞台の様子がちょびっと見られる
ようになっていたので、URL貼っておきます。
映画のシーンと比較してみるのも、面白いかもです。