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風の生まれる場所

海藍のような言ノ葉の世界

空や雲や海や星や月や風との語らいを
言葉へ置き換えていけたら・・・

美容業界について

2011年10月15日 09時43分59秒 | エッセイ、随筆、小説




先日、あるエステ会社主催の講習会に参加した。
すると、開催日までに金額が二転三転しはじめたかと思ったら、今度は講習内容は口頭のみでの説明しかなく、
こんなずさんな状況がなぜまかり通っているのかと正直驚愕したのだ。

が、長年美容業界にいる友人に言わせれば、なにを驚愕しているのかと首を傾げられてしまった。
当初の講習費用は20万円(4日)、それが一気に倍の40万円にまで跳ね上がり、
説明を求めると30万円で手を打たないかと打診された。
20万円が30万円になったこと自体が疑問であるにもかかわらず、
それくらいは仕方ないと言って、友人もわたしを説得する方向に転換した。

お金のことを例に出すとわかりやすいだろうと思う。
けれど、こうした対応で「信用」というものを失うことへは誰も恐怖を抱いていないことに正直驚いた。
わたしは信用を失いかねない行為は怖くてたまらないし、責任の所在なども含め、大切にしていることなのだとあらためて痛感した。
彼ら彼女らは決して通じなくても。

話は変わるが、美容業界には吉川ちあきさん姉妹がいる。
恵比寿で「さくら治療院」という”働く女性の保健室”というコンセプトで開業している。
わたしはまだ利用させてもらってはいないのだが、
「わかりやすく伝えようとする姿勢」や「シンプルさ」というものに常に魅了されてきた。
白金にあるプロデュースしたサロンビオ・パスカルにいたっては、93年当時にRetreat&Relaxというテーマを用いたことに
先見の目を感じずにはいられなかったし、真摯さや価格設定の配慮などについても、目指したいと思う女性のひとり。

“日本の女性たちの美しさ、健やかさのために”

先日UPしたブログには「男性をターゲットにしたサロン」を考えていたものの、
東京都中小企業振興公社の方々や大好きで信頼する中小企業診断士の那須藤生先生のアドバイスから、
見直すことに決まった。その理由は、危険回避の意味が多分に含まれているため。

日本はアメリカに次ぐ世界第二位の格差社会だそうだ。
その格差にさらされている中で「美しさ」「健やかさ」に投資できる人がどれくらいいるのだろうと思うものの、
人間は見た目のイメージで印象の良しあしが決定づけられてしまう。
だからこそ、老若男女問わず、幸せになりたければ美しさは必須だ。




※ここでいう「美しさ」との表現は、ルックスを指しているのではなく、あくまで「内面美」「清潔感」を意味します。
 




名も知らぬ28歳の青年へ

2011年10月13日 19時35分32秒 | エッセイ、随筆、小説

横浜中華街にて。
講習のために訪れた横浜、
夕食はそれなりに満足できるものを食したかったので、
中国の赤に包まれた中華街を、ひとりふらふらと歩いていると。

これからお食事ならご一緒しませんか?
声をかけてきたのは28歳の青年、
後で知ったことだが、巨乳に釣られたとのこと。
バカだけど、正直で、なぜか憎めない。

この歳になりオヤジたちを悪く言えないのは、
若い子が近くにいて欲しいと思っている自分を自覚したためだ。
いままでの恋愛は年上が多かったからか、
その反動で、年下好きに趣向を転換した無意識や本能が可笑しい。
若い子はかわいいし、肌もピチピチで、なにより優しい。
相性のよさもわたしの心を擽る要素だ。

さて、ナンパしてきた横浜の28歳、
夕食をご馳走になり、山下公園で人生を語り、
お互いの名前も聞き合わず、そして、なにもなかったかのように別れた。
名前や連絡先を聞いたところで教えなかっただろうし、
もし相手が走り書きした紙きれを渡したところで、
わたしが連絡をしないことはわかっていたのだろう。

たぶん、夢。
またみたい甘い夢、
至福のひとときをありがとう。






東京都中小企業振興公社 主催、起業ゼミ

2011年10月09日 07時58分09秒 | エッセイ、随筆、小説

2011年10月8日土曜日、
午前10時から秋葉原にて。

創業準備またはすでに創業している方を対象にした
起業家ゼミ講座に参加。
40名近い、レベルの高い参加者が多く、すこし緊張している自分に気付く。
熱気が心地よいのは、
こうした空気感の中で仕事をしたいと長年希求してきたためだろう。

わたしの参加動機はもちろん創業を考えていること。
次に、参加者の事業計画を参考にしたかったことや、
主催者である公社の方々との交流、
担当される講師陣の魅力、仲間づくり…と続く。

人前で表現するよりも、書く言葉としてじっくり時間をかけた方が自分らしさが伝えられると思った。
表現の大切さを痛感しながらも、
表現の仕方、表現の向き不向き、表現の可能性を自分なりに考えたとき、
自分らしさを強みとする手法が頭の中にぼんやりと浮かんできた。
なぜそのように思ったのかといえば、
参加者の方々の自己紹介が素晴らしく、
わたしなど足元におよばなかったから。
自信喪失している場合ではないので、頭を切り替えることに。
自分の得意分野で勝負すればいい。
ただし、伝えることは想像以上に大切で重要なことだと肝に命じながら。

さて、わたしはプライベートサロン・スクール事業を考えている。
想定しているクライアントは40代以上のエグゼクティブビジネスマン、
場所は都心部の、複数の場所にて。

わたしのこだわりは「WIN.WIN」の関係性だ。
関わるひとが高め合える、結果、豊かになることを目指している。
追記するとスクール事業については、
資金面から具体的に支援できる女性、若者、障害者の自立支援や
雇用促進に貢献したいと考えている。

ご興味のある方はメッセージを、ぜひ!








新しい事業モデルの仕組みを構築するわけだが、
資本、リスク少なく始められるのは、
以前、飲食事業を行った経験から、
地道に、着実に、継続性を考えると、はじめ方としては理想だ。

こころとからだ

2011年10月06日 06時53分30秒 | エッセイ、随筆、小説


こころという厄介なものがなければ…
と思った。
脳から発生するこころは、自分のものであるのに、
自分でもどうすることが出来ない。
ある意味、制御不可能な領域のもの。

ひとを好きになったり嫌いになったり、
やる気に満ちたり、やる気を削がれたり、

からだと連動しているせいで、
こころはらからだを移し絵のように
色をつけたり、輪郭を浮き彫りにしたり、凹とつで立体感をつくる。

こころはらからだを必要とし、
からだはこころの機嫌や様子見しながら、一日の活動を組み立てていく。

手の届かない領域にあるからこそ、
人生に彩りを与えてくれるのかもしれない。

庭の木々が紅く染まっている。
予想よりも訪れ早かった秋が、
読書と食欲を誘う。

ふと、こころとからだを想う。
労りながら、仲良く付き合わなければ。
自分にありながら自分ではどうすることもできない領域のものを。


夢の実現

2011年09月28日 10時56分04秒 | エッセイ、随筆、小説

マンダリンオリエンタル東京にステイ、
スパ&トリートメント、
再生のための時間に満たされた。

長年の夢の実現、
そして、新しい夢への第一章を歩み出した。

東京を一望する場所からいまを、明日を思慮するとき、
朝日が希望であり、目標であり、目的に映る。

どうか、これからもご支援ください。
また御礼を。
拙いわたしの文章にお付き合いくださっているたくさんの皆様、
本当にありがとうございます。
わたしの支えは皆様のお力添えにあります。

沈思黙考

2011年09月21日 11時52分33秒 | エッセイ、随筆、小説


連休、わたしは友達と六本木ミッドタウンへ。
ひとりの友達は地方から出てきたばかり、
しかも車椅子なので東京を知らない。
電車の乗り方などの訓練の意味合いもあり、
他仲間と共に東京散策することに。

なぜ、メルセデスベンツには障害者が働いていないの?
決めた!
わたし、絶対に六本木ミッドタウンで働く!

自信を付けてもらいたいという親心半分、
障害者である身の上を、
現実の厳しさを理解してもらいたかったのだ。
きらびやかな東京が憧れではなく、
彼女には射程範囲になぜか映ってしまった。
途方に暮れたのは、むしろわたしの方だった。
わたし仲間は脱力したまま数日を過ごす羽目に。

高校中退、社会経験ゼロの30才を目前にした障害者が、
健常者でも選りすぐりの逸材しか門戸が開かれない社名を口にしたとき、
身の程を知らせる大変さに、ため息しか出てこなかった。
わたしは障害者を差別しているわけではない。
ただし、いろいろな人の手を借りてようやく成立する生活という現実が、
電車ひとつ自分ひとりでは乗れない現状から、
なぜ、自立が容易であると思えるのが不思議だった。
なぜ、エリート集団の中に入れると思えるのかが、
理解に苦しむのだった。

わたしの起業はストレスマネジメント分野だ。
その中でも教育に力を入れたいと思った理由は、
こうした出来事の積み重ねにある。
自分を正しく認識することから、
他者への理解や自分または他者との関わりが明確になる。
自己評価が低くても問題だが、高くても厄介だ。

機会の平等は必須事項だ。
だからといって、向学心なく努力しない者は、
障害者健常者関係なく、社会は必要としない。


※文中、友人である障害者への厳しい発言がありますが、
支援する側の苦悩を突きつけられたがゆえ、ご理解ください。
















表現する道

2011年09月03日 23時26分09秒 | エッセイ、随筆、小説


あなたの人生は何色ですか?
あなたは人生を何色に染めたいですか?


わたしを表現する道を考えた結果、
サロンをオープンすることにしました。

わたしがイメージする音楽の色が金色であるように、
金色の人生という意味は、
光も影も受容した色。

人生を否定し過ぎず、
ただし肯定し過ぎるわけではなく。

心身のメンテナンスを考えたサロンを、
来春オープンさせます!

マンダリンオリエンタルホテルのハイティー

2011年08月28日 11時42分51秒 | エッセイ、随筆、小説

午後14時。
キレイなお姉さん方を囲んだミーティングを予定している。
場所は主催者であるWebデザイナーの希望を叶えるかたちで。
というのも、
わたし同様に彼も高次脳機能障害を抱える仲間のひとりで、
起業準備にあたり、コンサルタントを無償で引き受けてくれた。
これがなかなか高度な内容で、
イメージが色やかたちに変え、
企業名や理念が揺るぎないものとなる。

先週は美術館のはしごをした。
鑑賞する中で、わたしの趣味趣向から忌み嫌うものを整理して
「わたし」または「わたしの会社」を把握する作業に丁寧に行いたいと告白された。
詳細はまた後日報告させてもらうことにするが、
わたしのサロンがいろいろな方の力添えの中で、
息をはじめる準備を、生まれてくるあと一歩のところまできている実感が
わくわくとした感動を皆で共有できなにより嬉しく思う。

あなたの好きな音楽の色は何色ですか?
金色です、とわたしは答えた。
さて、その回答からなにがわかるのか。
ご報告はまた今夜にでも。



美女、ラッパーにラップ調で叱られる(笑)

2011年08月18日 21時36分57秒 | エッセイ、随筆、小説



YO~
ここは車内だぜ~
携帯マナーは守ろうぜ~
YO~

花子、ラッパーにラップ調で叱られる(笑)
取引先からの電話連絡にどうしても対応せざるをえない状況、
目の前で手をぱちんぱちんと叩かれたと思っていたら、
ラッパーが近づき、ラップ調でマナーが悪いとラップ調で叱られた。

もちろん、車内は爆発に包まれた。
どうみても、友人の花子の方がラッパーに注意しそうな風貌なのだ。
美人だし、仕事はできる。
頭もよい。
服のセンスは品よく、エレガントだ。

その花子がラッパーに注意された光景はお笑いそのもので、
車内は一瞬にして爆笑になり、思い出し笑いする人があちらこちに。

ラッパーがラップ調でマナーを語る。
ラッパーが眩しく、輝いてみえた。


@横浜にて