本日は、定例の病院へ行くため、1日お休みを貰いまして…。
病院へ行きました。
……面倒です。
最寄り駅から15分くらいで目的地の駅に着くのですが、今回はゆっくりと行きました。
だって、血抜き(採血)がないから。
血抜きがあると何が何でも早く起きて朝一番の電車に乗って行きます。
何でかって?
ワタクシの血管は奥深くにあり、探すのにものすごーい手間がかかるんですよ。
そりゃあ、新米看護師さんだったりするとお互いが「サイアク…」と嘆きます。
今回は、有難ーいことにそれはない。
だから、ゆっくり行きました。
ワタクシの最寄り駅から、病院の駅へ行くには1つ乗換をしないとならず、
しかもワタクシの最寄り駅から一駅のって、別の線に乗り換える…って事なので、
座るのが面倒なので立っております。
(あれ? 当たり前?(⌒▽⌒)アハハ!)
そうこうしている内に降りる駅に近づいたら、ワタクシの前に座っていらたマダムが、
「ここ、どうぞ」と言ってくださったので、
「ありがとうございます。ワタクシもこの駅でおりるので、大丈夫です」
そう言ったら、ワタクシよりもかなり若いあんちゃんが、どこからかやってきて、どっこいしょ、と
座っていたけど…。
ワタクシ、あんぐりですわ。
まぁ、いいけれど。
ちょうど、ワタクシが降りる出口は、「隙間」が大きくて、オカンもですが、結構お年寄りには
コワイ大きさなので、後ろからそっと補助をしていました。
若い女の子にそんなことしたら、痴漢って、言われるかもしれないけど…。
無事にね、ホームに降りられたので、今度はエレベータに乗り込むのですが、そのマダムは、
何故か入り口で待っているので、ついついワタクシ。
「おいで」、「おいで」の手招きをしました。
だって、本来なら一番に乗っても良い人なのに。
ワタクシたちが本当なら降りなければならないのに。
そんな訳で、乗って頂きました。
だけど、誰もそんな事には無関心で。
「ありがとう」と言われましたが、ワタクシたちの方がありがとうなのに。
マダムは優しいなぁ、と思いました。
本当は、ワタクシも急いでいるのですが、そこはやっぱり自分を優先するよりも、
こっちでしょ、と思ってね。
だって、凄いラッシュだから。
「どこのホームに行きますか?」と聞いたらそのマダムは、どうやらお耳が不自由なようで。
なので、指で、「1」「3」「4」と指したのです。
ワタクシは、そのエレベータの入り口まで案内しようと思ったのですがそのマダムが。
「私は、ゆっくり行きますから、大丈夫ですので、どうぞお先に行かれてください」
と仰ってくださいました。
ん~でもなぁ…と、その場で一瞬悩んだけど。
でも、オカンも同じことを言うな、これは。
そう判断しましてね、「では、お言葉に甘えて行かせていただきます」と一礼して去りました。
ウチのオカンもこんな感じで、1人で電車に乗ると誰かに助けられているのです。
「持ちましょうか」
と言ってシルバーカーを、電車からホームに降ろしてくれたり。
色々な人が声をかけてくれる。
そう言っているのです。
本来なら、1人で病院に行かせたくはないけれど、仕事を休めない時もあって。
「有難いな」と常々思っていました。
なので、ワタクシもそういう場面に出くわしたら誰かをお世話しないと。
そう思っていたので、ほんの少しですがお世話が出来てよかったけど…。
誰もが通り過ぎる状態で、誰も手を差し伸べる人はいないのに。
本当に、オカンに誰かが手を差し伸べてくれているのだろうか。
そう思ってしまったワタクシです。
皆様も、もしそういう方がいたら、出来れば手を差し伸べてもらえるとありがたいなー、
なんて思った1日でした。
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