書いては消し、書いては消しを繰り返して、何を書くのだったかわからなくなる。
しかし、まわりの世界は確かに動いていく。
11日にカート・ヴォネガット・ジュニアが84歳で亡くなったと聞いた。
率直で、真摯で、愛情深くユーモラスでありながら、同時に誰よりも非情でシニカル。なによりその明晰な倫理性には、多くのことを学んだ。これからも学ぶだろう。
詳しくは知らないので何とも言い難いが、大往生ではないか。もしそうだとしたら、ほんとうによかった。
「so it gose. (そういうものだ。)」
(『スローターハウス5』)
何度もそう書いて、たとえそれが苦しみだったとしても、彼がそう言いきるだろうことは疑いようがないのだけれど。
http://www.vonnegut.com/
しかし、まわりの世界は確かに動いていく。
11日にカート・ヴォネガット・ジュニアが84歳で亡くなったと聞いた。
率直で、真摯で、愛情深くユーモラスでありながら、同時に誰よりも非情でシニカル。なによりその明晰な倫理性には、多くのことを学んだ。これからも学ぶだろう。
詳しくは知らないので何とも言い難いが、大往生ではないか。もしそうだとしたら、ほんとうによかった。
「so it gose. (そういうものだ。)」
(『スローターハウス5』)
何度もそう書いて、たとえそれが苦しみだったとしても、彼がそう言いきるだろうことは疑いようがないのだけれど。
http://www.vonnegut.com/