
当ブログでも度々お伝えして来たJ.R.R. トールキン原作『ホビットの冒険』映画化問題、ニューラインシネマ、MGM、そしてピーター・ジャクソン監督の間で一応の合意に達し、ついにプロジェクトが動き始めたようです。
情報はご存知下記サイトより。
The One Ring.net
12/18付でたくさんの記事が上がっていますが、まずはこちらをご覧下さい。
現時点で明らかになっていることをまとめると──
・『ホビットの冒険』とその続編(!)がMGMとニューラインシネマ共同製作で作られることとなった。
・ピーター・ジャクソンとパートナー、フラン・ウォルシュはエグゼクティブ・プロデューサー(つまり「製作総指揮」?)としての参加。
・『ホビット』は2010年、続編は2011年公開予定。
というところです。
ニューラインのボブ・シェイによれば「我々の間にあった様々な意見の相違は解決した」そうで、PJは「ミドルアースでの旅を続けられることを嬉しく思う」と語っています。
'Hobbit' News Roundup というタイトルの下、Yahoo! News 等、他サイトの記事数件にリンクが貼られていますが、その他にも下記に上がっていました。
Variety
ComingSoon.net
現在のところ、監督は未定のようですね。PJ自身は既に『The Lovely Bones』『タンタンの冒険』2作の企画を抱え、『ホビット』監督まで務めるには「忙し過ぎる」そうですが、MGM側は、あくまでもPJ監督を希望しているようです。
代表取締役ハリー・スローンは、今回三者が合意に達したのは、公開したばかりの『ライラの冒険 黄金の羅針盤』が予想したような興行成績を上げられなかったニューラインが、やはりPJ頼みせざるを得なかったからではないか、とも語っています。
EW.com
何はともあれ、これでようやくスタート地点に立ったということで、動向を見守っていた一人としてホッとしています。
でも不安なのは、やはり「続編」のこと。以前、当ブログのここでも触れたような話が今回も出ていますが……たとえば「アラゴルンとアルウェンの物語」を映像化するとしても、ヴィゴが若ゴルンに扮するのは、いくら何でも無理だろうし。
それとも『ホビット』本編を二部作にして、そこに幾つか「その後」の『指輪物語』に繋がるエピソードを加える形になるのか……
そして、スラ王は?バルドは?まず何よりビルボは?誰が演じるのでしょう。やっぱり期待半分不安半分、今後も見守って行きたいです。
映画『ホビット』何と早くもオフィシャルブログが開設されています。要ブックマークですぞ!
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