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ギレルモ・デル・トロ監督『ホビット』から降板!

2010-05-31 22:53:40 | 指輪物語・ホビット・トールキン

製作の難航、停滞が伝えられている映画『ホビットの冒険(The Hobbit)』ですが、ついにギレルモ・デル・トロ監督が降板という事態になりました!
eiga.comよりどうぞ。
「ホビット」からギレルモ・デル・トロ監督が降板

『 ギレルモ・デル・トロ監督が、メガホンをとる予定だった「ホビット(原題)」から降板することを発表した。同作の権利を保有するMGMの売却問題にからみ、クランクイン時期のめどが立たないことから、断腸の思いで降板を決意したという。
 
 同作は、「ロード・オブ・ザ・リング」のプリクエル(前章)にあたるJ・R・R・トールキン原作「ホビットの冒険」を2部作として映画化する企画。第1部は2011年12月、第2部は12年12月の全米公開が予定され、本来なら今春から夏にかけてクランクインするはずだったが、MGMの売却先が決まらず正式なゴーサインが出ていない。同じMGMが権利を保有する「007」シリーズ最新作も、撮影が無期限で延期されることが4月に発表された。

 デル・トロ監督は5月30日、「指輪物語」ファンサイトTheOneRing.netに声明を発表。「クランクイン時期がどんどん遅れていくなかで、自分の人生で最もつらい決断を迫られた」と心情を吐露。そして、「この2年間、トールキンの中つ国という豊かな世界のなかで暮らし、呼吸をし、それを再現しようと努めてきたが、残念ながら、この素晴らしい映画の監督の座を降りることになった」とファンに対してメッセージを送った。なお、同監督は今後も共同で「ホビット」の脚本執筆にあたり、同作に対してできるかぎりの協力をしたいと話している。

 一方、製作を手がけるピーター・ジャクソンも、同サイト上で「ギレルモが去ることはとても悲しいが、彼にはすでに契約を交わしたほかのプロジェクトがあり、本作の撮影のためのニュージーランド滞在を当初の3年から6年に延ばすことはできなかった」と不可抗力による製作の延期が原因であることを発表。デル・トロ監督の降板により、ファンの間ではジャクソン監督待望論も出ているようだが、同監督サイドはそれをきっぱりと否定し新たに別の監督を探すことを明言した。』


元情報は The One Ring.net にてご覧下さい。
Guillermo Del Toro departs "The Hobbit"

うーん……これは出演者等も決定してはいないということなんでしょうか?監督にしても、この先いったい誰が引き受けてくれるのやら。
007シリーズのことと言い、結局MGMの身売り騒動の影響が……と言うより、はっきりそのせいで、人気シリーズや収益が見込める作品の企画が頓挫してしまうのでは元も子もないですよね。
スッキリした形で決着してほしいものですが、前後編の予定が1作のみになったり、それでなくとも予算が大幅に削減されたり、最悪の場合は企画中止ということもあり得るでしょう。何しろ現状ではやれやれ……と溜息をつくしかなさそうです。

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1 コメント

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残念です (rukkia)
2010-06-04 21:02:04
うわー、そんなことに!
権利とか資金とか、映画って大変ですね。
何年かかっても手を抜かずに実現してほしいです。
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