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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

今日のおでかけ

2024-05-25 22:09:15 | 雑記
ときどき
昨夜なかなか寝つけず、今朝は少し寝坊。ひんやりした感じだったので、スープパスタなど温かいものを食べました。雲が多めだったけれど洗濯も。【題名のない音楽家】も観られました。

お昼少し前に電車でお出かけ。多摩センターのパルテノン多摩で開催中の特別展を見に行くためです。
実は今日は明星大学で行われている市民講座「わたしたちの多摩」の第2回目の日でもあり、直前までどちらへ行くか迷いました。しかし昨日の疲労もあり、講座が行われる教室までのすごい山道を登るのもキツそう……という理由をつけて、多摩センターへ行くことを選んだ次第です。

お昼はどのお店も混んでいそうだし、そこまでたくさん食べられる気もしなかったので、駅前の《おむすび権米衛》でおにぎり(おむすび)を2個買いました。
パルテノン大通りに出てみたら、お祭りの真っ最中でした。



ショッピングセンター《COCOLIA》前のバルーンゲート。桜美林大学多摩キャンパスの大学祭と地元マルシェがコラボして、けっこう大規模なイベントが展開していました。



中央広場(十字路)に鎮座するのがキティちゃんではなくしまじろうというのも、ベネッセのお膝元とはいえ珍しいですね。

マルシェには様々なハンドメイド作品の出店やキッチンカーが並んで大賑わいでした。自分も出来心で、ローストビーフ丼を売っているお店で丼ではなく「ローストビーフ串」を買い、その場でいただきました。串で売られているのは初めて見ましたが、食べやすく美味しかったです。

それからCOCOLIA内の丸善に寄り、気になっていた本を探しました。取り扱い書店が少なく、丸善もその一つだそうです。大きい出版社の本ではないけれど一部で話題になったからか、複数冊が書棚の中で表紙をこちらに向けて判りやすく置かれていました。取り寄せになるかもと思っていましたが、難なく入手できて良かったです。読んだら感想を書くかもしれません。

ショッピングセンターの中を歩いたら少しお腹が空いてきたので、中央公園の池のある場所へ上がり、パルテノン側に置かれているテーブル付き椅子に腰掛けて、買ったおにぎりを食べました。一休みしていると、その周りを大きくて真っ黒なカラスがウロウロし始め、おにぎりが入っていたプラケースなど突かれたら嫌だなと思い、ゴミを片付けて席を立ったのですが——



そのカラス、自分が食べこぼしたシャケのかけらや米粒をついばみ始めました!やはり狙っていたんですね。許さん!とは思ったものの、野鳥がそんなものを口にして大丈夫なんでしょうか?悪名高い餌まきをしたわけではないけれど気になります。



池の向こうはまだまだ工事中。全部終わるのは約1年後になるそうです。



池の上をラジコンの船が走っていました。



池の端に咲くのは「キンシバイ」。Googleレンズで調べました。

↓ 追加写真



公園内のキティちゃんマンホール蓋。ここに限らず、多摩センター周辺のマンホールはそこかしこにキティちゃんがいます。

中央図書館もちょっと覗いてから、ようやくパルテノン多摩へ。目指すは1階ミュージアムです。

ミュージアム特別展「変わりゆく多摩ニュータウン」(航空斜め写真を撮影して街の姿を未来に残そう!記念写真展 ) - パルテノン多摩公式サイト

ミュージアム特別展「変わりゆく多摩ニュータウン」(航空斜め写真を撮影して街の姿を未来に残そう!記念写真展 ) - パルテノン多摩公式サイト

パルテノン多摩ミュージアムでは、多摩ニュータウン開発を担った東京都南多摩新都市開発本部およびUR都市機構から寄贈いただいた多数の航空斜め写真を所蔵しています。200...

パルテノン多摩公式サイト

 


現在の多摩ニュータウンでは、過去にも何回か航空写真撮影によって地域や街の記録を残してきましたが、昨年(2023年)にも大規模撮影を実施。今回の写真展はその成果です。クラウドファンディングにより撮影が実現したことも成果の一つと言えるでしょう。
トップ画像が会場入り口です。







パルテノン内外の垂れ幕やポスターにバナーも。

実は公園からパルテノンに入れるフロアでも少し小さめの写真が展示され、そちらを先に見ての入場となりました。
そしてこの写真展、結論から言うと非常に面白かったです。地域ごとの定点観測的に新旧さまざまな写真が展示され、森や「村」だった場所が「街」や団地に変化していく様がよく判りました。「開発」と言っても必ずしも悪いことばかりではなく、それも人と自然の一つの有りようであり、その一方で崖線や高低差、谷戸の入り組んだ地形が今も残っている場所があることも判ります。自分としては、鎌倉街道が今の大通りになる前の旧道が、古い写真にはっきり写っていることに感激しました。
自分は亡夫と共にたまたまこの地の住民になったのですが、その当時の多摩センター周辺の写真を見ると、あの頃は京王プラザホテルも《そごう》も、そしてピューロランドもできたばかりで、あまりひと気もなく、いかにも人工都市然としていたな——などと思い出します。パルテノン多摩などは、その時点で識者に「廃墟感ある」などと言われていましたし。そごうの建物には当初大塚家具も同居していて、両者の撤退後は三越が入り、それも撤退して地元のショッピングセンターとなったのですが、周辺のかつての閑散ぶりと大賑わいの現在を比べると、文字通り昔日の感があります。

展示されている写真には、容易された付箋に思い出やランドマークの指摘など書いて自由に貼ることができ、多くの人が貼ったその内容を見るだけでも楽しいです。目を凝らして自分が住んでいるマンションや知っている建物など発見すると、やはり嬉しくなります。面白いのは昔は「ザリガニ釣りができた」と書かれた場所が幾つかあったことで、今そういう所がなくなったのはちょっと残念ですね。

というわけで、思いのほか見学に時間がかかりました。本当はまだまだ見ていたかったです。訪れる人もお年寄りばかりではなく、若い人たちや小さい子を含むご家族連れなど、幅広い年齢層の人たちが興味深げに見ていました。
入場無料というのも多くの人が訪れる理由の一つかもしれませんが、それではあまりに申し訳ないので、仕掛け箱的なドネーションBOXに些少ながら納めておきました。
なおこの写真展の航空写真を収めた写真集も出ています。もちろんパルテノンで買えますが、自分は先に丸善に寄った際に購入しました。

さすがに疲れたのでどこかでコーヒーでも…と思ったけれど、どこも混みそうだし、そこで待たされるのも嫌なので、多摩センターではもうどこにも寄らず、電車に乗りました。
自宅最寄駅周辺のカフェにも立ち寄らず、ただ駅前の《SWEETS BOX》に出ていたお店でドーナッツだけ買って帰りました。
往復とも日差しが強くなかったおかげで、湿度はやや高めながら昨日のような暑さはなく助かりました。

帰宅後、着替えて荷物整理をした後、ドリップパックのカフェインレスコーヒーを淹れ、買ったドーナッツと共に「おうちカフェ」を楽しみました。
その後は横になり、買った本をめくりつつ遅めの昼寝も。
晩ごはんは冷凍のボロネーゼソースを使ったパスタ。買ったサラダやインスタントスープと組み合わせて簡単に済ませました。

夜のTVはNHKで【突撃!カネオくん】。オーケストラや各楽器演奏者の裏話が興味深かったです。Eテレの【理想的本箱】は「人にやさしくなりたい時に読む本」の再放送。少し置いてのテレ東【新美の巨人たち】は、チャールズ・シュルツとスヌーピー、ではなく「ピーナッツ」シリーズ。南町田のスヌーピーミュージアムへも一度は行ってみたいんですよね。しかし町田とは名ばかりの遠い場所で、家からは行きにくいのがネックです。しかし、キャラクタービジネスとしてのスヌーピーではなく、マンガ「ピーナッツ」シリーズの中に描かれているチャーリー・ブラウンと仲間たちには、また改めてちゃんと向き合いたいです。

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