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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

上野プチ旅行記・その1

2023-11-17 20:02:34 | 雑記
先週末(11/11〜11/13)娘と共に上野とその周辺へ出かけた時のこともそろそろ記しておきます。まずは11日の話。

朝のラッシュアワーも過ぎた頃、娘と待ち合わせて電車に乗って出発しました。目的地は上野ですが、宿泊場所はこの記事で書いたように神田の《ドーミーイン》です。

上野へ行く前にまず大きい荷物を預かってもらおうと、先にホテルに寄ることに。降車駅は神田駅ではなく、都営新宿線の小川町駅。JRやその他の営団地下鉄駅より乗り換えが楽という理由で、新宿線を利用しました。駅を降りて地上からは一本道でホテルまで行けます。最も近いのは銀座線の神田駅だと思いますが、そちらは家からだと乗り換えが少し面倒になります。

ホテルで無事荷物を預け、とりあえずお昼を食べてから上野へ向かおうと、JR神田駅まで歩いて行きました。その道にも飲食店は何軒もありましたが、予め目星を付けていた神田駅前の牛タン焼肉の《ねぎし》に入りました。有楽町の《ねぎし》には何度か寄ったことがありましたが、ここ数年間はどの店舗へも立ち寄っていませんでした。



こちら二種のタン定食です。麦ご飯、とろろ、テールスープ、漬物のセット。牛タン定食はどのお店でも殆どこの組み合わせですが、どこが元祖なんでしょうね?久しぶりに食べて、やはり美味しかったです。ところで有楽町店は青唐辛子漬けが舌の感覚がなくなるほど辛くて、このたびもビクビクしながら箸をつけてみましたが、こちらはそんな激辛ではなくてホッとしました。

お腹も満たされたので、山手線に乗って上野へGO!週末とあって、上野駅前はかなりの人出でした。公園口から出れば動物園、西洋美術館、国立博物館、科学博物館等々、見どころ満載ですからね。東博へ到る噴水広場前では、青森物産展も大々的に開催されていました。
しかし、この日の自分たちの目的地は東京都美術館です。

東京都美術館

東京都美術館の公式サイトです。多彩なラインナップで古今東西の美をお届けします。

東京都美術館|Tokyo Metropolitan Art Museum

 


お目当ては現在開催中の特別展『永遠の都ローマ展』。



以前にも上げた「カピトリーニのビーナス」のポスターです。



美術館入り口。



中庭に幾つかのオブジェが展示されていますが、これはその内の一つ「メビウスの立方体」(というタイトルだったと思います)。トリックアートですね。

美術館そのものへは出入り自由ですが、週末の特別展観覧は日時指定制で、わたしたちは午後2時からの入場を予約していました。それまでまだ時間に余裕があったため、館内のカフェ《cafe Art》で一休みすることに。



娘のカフェラテと自分の黒糖きなこラテ。きなこラテは上記サイトのメニューでは見えないような……上に黒ごまものってます。ローマ展コラボメニューにすれば良かったかもと、後になって思いました。
カフェを出てミュージアムショップを覗いてもまだ時間があり、企画展示室前のソファで待つことしばし。2時少し前に案内があり、やっと中に入れました。

永遠の都ローマ展

永遠の都ローマ展

永遠の都ローマ展公式サイト

永遠の都ローマ展公式サイト

 


本日のトップ画像は、上の見出しにもある「コンスタンティヌス帝の巨像」頭部です。展示室ではその原寸大複製が、巨像の「足」部分などと共に展示されていました。
このカピトリーノ美術館展、ローマ建国神話の象徴であるロムルスとレムス、そして二人を養った牝狼像なども含め、古い時代のものは複製展示が多かったです。但し、展示の目玉である「カピトリーノのヴィーナス」は実物が初来日となりました。美しい像が360度どの向きからも見られるように展示され、見とれてしまいます。
展示内容は古代の彫刻や文物、近世や近代の絵画作品、日本との繋がりなど多岐にわたり、上でリンクした特設サイトでも数々の画像ともに詳しく解説されています。
館内や作品は撮影禁止で、「第5章」で紹介された「トラヤヌス帝記念柱」の一部分の複製のみ許可されていました。
その他の作品画像は上記展覧会公式サイトに数多掲載されています。





大きい作品が多かったからか。展示そのものは見終えるのにそれほど時間がかかりませんでした。最後に寄った特別ミュージアムショップは、定番のクリアフィルやキーホルダーからビスコッティやパスタなどの食品まで楽しいものがいっぱいあって目移りします。「双子」ということでロムルスとレムスに掛けてサンリオのキキとララとのコラボグッズもありました。双子の「養母」狼をモチーフにしたぬいぐるみも「ヘンな顔」が可愛かったです。
ホテルに戻ってから撮ったものですが、購入品の一部。



狼さんクリアフィルとチラシ。



クリアフィルと同じ図柄のハンドタオルと……まあこういうデザインのフェイスタオルです ポストカードもいろいろ買いました。

ところで夏に東博へ行った時、東京都美術館の場所がよく判らずマティス展を見ることを諦めたのですが、これなら余裕で立ち寄れたな……と今更後悔しました。まあ、あの時はあまりの暑さのせいもありましたが。

美術館の後はどこへ行こうかと考えましたが、上野東照宮が近くにあることを知り、寄ってみることにしました。



山門や灯篭の立ち並ぶ参道も撮ったのですが、人が多く写り込んでいたので上げずにおきます。上の本殿でお参りもしました。



この略記によると、この場所は元々藤堂高虎の屋敷地だったんですね。高虎さんの人脈と人望には驚かされます。



五重塔も撮りましたが、こちらは東照宮ではなく動物園の敷地内だそうです。
この近辺、海外からのお客さんが大勢いましたが、最近は上野はそもそもショーグンの菩提寺や墓所がある場所だと予習して来る人も多そうです。

東照宮から不忍池へも回ってみようと横道に入ってみたら、その先には急な階段が。少し怖かったけれど、娘に見守られながら用心して降りました。そこからどうやって池まで行けるのかよく判らず、人の声が聞こえたり(後になって調べたら子ども動物園がある場所だった模様)池の一部が見えたりしているのに辿り着けず、300mくらい歩いてやっと弁天橋の前あたりに出られました。



池は水面も見えないくらい蓮で覆い尽くされていました。



こういう碑も。大河ドラマ『いだてん』を思い出したりしました。
それにしても「上野のお山」とはよく言ったもので、不忍池側から見ると動物園や美術館のある場所は、実際かなりの山でした。

その後は上野駅へ戻ることにしましたが、やはり行き方がよく判らないまま、多くの人が歩いて行く方向へ何となく進んでみたら(ちょっと怖い裏道なども通りながら)それで正解でした。

再び電車に乗って向かった先は神田ではなく、秋葉原で途中下車。とんかつ茶漬けのお店《すずや》で晩ごはんを食べるためです。すずやは昔は家から近い場所にも店舗があったのに、今や歌舞伎町とか秋葉原とか怖い所ばかりになってしまったのが残念です。秋葉原店もUDXビルへ行くため駅前広場を抜けるのがちょっと怖かったです。

トップページ - とんかつ茶づけ すずや

でも久しぶりのとんかつ茶漬けはやはり美味しかったです。



炒めキャベツの上に載っただし醤油味の豚かつを——



少し残してご飯に載せ、お茶をかけていただきます。

早めの夕食を終え、また電車に乗って神田へ。夜になると寒さが身に沁みます。
ホテルに戻ってチェックインすると、荷物は既に部屋に運び込まれていました。



ウェルカムサービスとしてドリンクならぬメロンゼリーが冷蔵庫に入っていいるのが嬉しかったです。翌日になりましたが部屋に用意されていたほうじ茶と共にいただきました。
一日歩いてヘトヘトでしたが、大浴場でゆっくり体を休めることができたのは11/13に書いた通り。

部屋でいつも通り【世界ふしぎ発見!】【新美の巨人たち】を観てから、これもドーミーインの名物である無料の「夜鳴きそば」を食べに行きました。



「そば」と言っていますがハーフサイズのラーメンです。遅い時間でしたが、食堂はかなり混み合っていました。やはりここにしかないものだし、小腹が空いたときには嬉しいサービスですよね。

いろいろ忙しい一日でしたが、夜はぐっすり眠れました。

旅行記その2はこちら

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