
朝は6時にアラームをセットして起床!東京でこんなに早く起きることは滅多にありません。窓のカーテンを開けてみたら、やや雲がかかっているとは言え富士山が見えました。こういう時こそ大浴場で朝風呂を浴びながら富士山を眺めれば良いのかもしれませんが、それよりまずは朝ごはん。いうわけで1階のラウンジへ。館内着でも良かったのかもしれませんが、一応着替えて行きました。
朝食プレートはこんな感じです。

サンドイッチ数種類から一つを選び、小さいおかずやサラダ、デザートなど3種類を選びます。スープはおかわり自由。この日はミネストローネでした。その他ポークカレーならぬポークシチューもおかわり自由。それを白いご飯にかけても良しで、ご飯もおかわりできるようでした。これらをその場で食べても良いし、ボックスに入れて持ち帰り、部屋で食べてもかまいません。ホテルオープン当初がコロナ禍のさなかでもあり、そのための対策だったと思われます。すっかり出発の支度をして、ボックスを更に袋に入れ、早めのお弁当として持って行く人もいました。基本がビジネスホテルでもありますし。
自分はラウンジで食べることにして、ポークシチューライスまでいただきました。シティホテルやドーミーインなどの朝食に比べてしまうとアレですが、不味くはないし、朝食代だけなら1000円程度で、コンビニでこれくらい整えたら(ドリンクも付けて)それ以上の価格になると思われますので、これはこれで良しです。
コーヒーマシーンにカフェラテがなかったので、ブレンドを淹れ、ピッチャーに入っていたミルクを多めに注いで、部屋に持ち帰りゆっくり飲みました。
さて、昨日は朝ドラ『虎に翼』が始まる前に家を出たのですが、ホテルのBSで一週間まとめ放送を観ることができました。ホテルだと自宅で観られないBSが入っているのがありがたいです。
部屋で少し休んでから息子に電話して、静岡駅前で待ち合わせることになり、出かけたのは良いけれど、駅前ロータリーに乗用車が入る余地は殆どなく、片隅の目立たぬ所から乗り込みました。
向かった先はおなじみ《新静岡セノバ》。週末とあって駐車場は混んでいましたが、暫く待ったら入れました。
まずはお昼を食べることにしましたが、静岡が誇る炭焼きハンバーグの《さわやか》は、その時点で3時間待ち!レストラン街のその他の店もどこも混んでいましたが、入ったことのない(比較的最近できた?)お蕎麦屋さん《鷹乃》に入ってみることに。
こちらも少し並びましたが、そこまで待たされずに入れました。

頼んだのは二人とも鶏ごまだれ蕎麦。日本蕎麦で中華風なつけ汁というのが珍しいです。「大辛」などと書いてありましたが、ちょっとピリ辛くらいで食べ易かったです。
セノバ内の書店(ジュンク堂)でガイドブックなどを買い、そこから歩いて向かったのは静岡市美術館。
お目当てはその日が開催初日の『京都 細見美術館の名品』展です。

実はこれこそがこのたび静岡に来た目的でした。京都のお金持ちであり美術コレクターでもある細見家三代のコレクションからの名品展で、昨春の大阪から始まり、実は東京でも日本橋高島屋で開催されていたんですね。気がついていなかったのもありますが、静岡市美術館で見られる方がなぜかときめいてしまいます。
裏千家の前お家元・千玄室大宗匠は細見家三代と親しくおつきあいされていたそうで、図録にも序文を寄せていらっしゃいます。その関係か、静岡伊勢丹で開催されていた「駿府各流大茶会」というイベントとのコラボも行われていたようです。
実は会場にはお着物姿のご婦人が非常に数多くいらっしゃって、見るからにお茶関係の人だなぁと思っていたのですが(そういう雰囲気はいまだに判ります)、こういうことだったのですね。
実際、展示品にはお茶釜やお茶碗などお茶道具も多々あり、茶道とはすっかり縁遠くなってしまった自分も懐かしさを感じます。母が健在だったら一緒に来られたかな(静岡でなく東京会場でも)……などと考えたり。
他、仏画や仏像、金屏風や金蒔絵の重箱など豪華絢爛たる品々あり、また光悦、宗達、光琳、乾山、抱一、鈴木其一等々、二代目が殊のほか力を入れていたという琳派コレクションも見事でした。若冲の「雪中雄鶏図」と共にポスターや看板に用いられている正面から見た金魚は神坂雪佳の作品です。
江戸期のものとしては山東京伝が序跋を書いたという「江戸風俗図巻」が楽しく、北斎の「五美人図」という肉筆の有名作品も展示されていますが、北斎なら母子揃って「これはすごい!」と思ったのが「夜鷹図」でした。表示されるかわかりませんが、リンクを貼っておきます。→こちら
北斎30代の作品だそうですが、現代の絵と言ってもそのまま通用するのではないでしょうか。
そして最後に若冲の作品がまとめて展示されていました。この人は墨絵も天才的で、花鳥図屏風も見事でしたが、わけても黒一色だけで鶏の様々な姿を並べた屏風絵が圧巻!先にリンクした美術館ページでも一部見られると思います。絵葉書も買ってしまいました。
図録はどうしようかと思いましたが、和綴じ装幀が凝っていて紙質も良くページも開き易いので、やはり購入しました。
呼び物の一つである「金剛春日神鹿御正体」の展示は今月末からということで、このたび見られなかったのは残念でした。そのためにもう一回くらい来ても良いかも……などと思ってしまいます。静岡駅前なので、日帰りできない場所でもないですし。
それでなくても静岡市美術館という場所が好きなのです。人気展示でも割とゆったり見られるし、ミュージアムショップも充実していて見やすいですし。

ミュージアムカフェでいただいた冷たい静岡紅茶とお茶請け。この組み合わせも好きです。
ところでこの美術館のロゴはこちら↓になりますが——

エスカレーターを上ったところのこれ↓が

ちょっと横から見るとこう↓なります。

つまり絵じゃなくてオブジェなんです。面白いですよね。
美術館を出た後、時間もあるし、また駿府城公園へ行ってみようと呉服町通りを歩き、途中の神社でもちょっとお参り。週末とあって通りには各種屋台が並びパフォーマーさんたちの実演もあり、神社でも骨董市が開かれるなど、たいそう賑やかでした。駿府城へは市役所の裏(脇)から向かいましたが、後で調べると実際はもっと近道もあったようです。
お城の中に入る前に、静岡市歴史博物館にも立ち寄ってみました。以前こちらに来た時にはまだできていなかったような……
しかし目的は展示を見ることではなく(どうせなら次回の企画展が見たいです)、ここに入っている《hugcoffee》(ハグコーヒー)なのでした。
静岡のチェーン店で、昨年息子が連れて行ってくれたのは紺屋町店でした。後で知ったことですが、ホテルのすぐ近くにも店舗がありました。博物館店は広々としたガラスの向こうにお城の東御門が見渡せます。トップ画像はちょうどそのお店の前のテラス席近くから撮った一枚です。桜まつりの頃ならもっと綺麗だったと思いますが、それはそれで混み合って大変だったかもしれませんね。

頼んだのはアイスチャイですが、スタッフさんお奨めにより甘いものも。どら焼き風に見えますが、中身は小豆あんではなく白あんにコーヒーで色と風味を着けたもの。息子とシェアしました。珍しいものだし美味しかったです。
一休みしていざ城内へ。公園内はけっこうな人出でした。自分たちは何をするでもなく園内をタラタラ歩き、相変わらず発掘中の天守跡などを覗いたりしました。

先週も写真を上げましたが、家康公にもご挨拶。そう言えば、このたびは静岡駅前の竹千代ぎみと義元公の像は撮りませんでした。

こちらの桜並木はまだ花が残っていました。空の色が何やら不穏ですが……
園内では白くて四角い紙風船を持っている人を多く見かけ、また広場にフードカーが出ていたり音楽も聞こえたりしていて、何かイベントでもあるのかな、と思ったら、その夜は「ランタンフェス」が開催予定でした。その紙風船に灯を入れて空に放つのでしょう。

さすがにその時間まで公園にはいられない、というわけでセノバの駐車場に戻ることに。
この先の記述は後ほど思い出したことですが——晩ごはんにはまだ少し早かったので、安倍川方面へドライブに行くことになりました。川近くに採石場があるらしく、石屋さんが多く、必然的にお墓やお寺も目立ち、なんだか不思議な雰囲気でした。その辺を走っているうちに息子が道に迷いかけ、川沿いの古く怪しい(失礼)団地の脇道や、どこへ向かうかも判らない砂利道などに入り込んでしまい、静岡市中心部の市街地に戻る橋にもなかなか辿り着けず、ちょっと怖い思いをしました。←思い出し追記ここまで
やっともと来た道に戻ることができた頃に折りよく晩ごはんタイムとなりましたが、《さわやか》はセノバ店はじめ近隣各店舗はどこもかしこも1時間以上待ち(サイトかアプリで調べられるそうです)とあって、またもクルマで市内をさまようことに。自分は静岡のお店など知るよしもなく息子にお任せでしたが、以前よく行っていたという洋食屋さん《でみぐら亭》へ連れて行ってもらいました。


エントランスが素敵ですね。
店内はご家族連れなどで既に賑わっていました。息子によれば何を食べても美味しいけれど全般的に量が多い、ということなので、ご飯少なめデミグラスソースオムライスを頼んでみました。

少なめでも普通の1.5倍くらいあるのでは……でも美味しかったです。スープもコールスローもちゃんとお店で作っていることがわかって良い感じでした。

暮れなずむ空を背景に、お店の前の桜もパチリ。
その後はまた息子にホテルまで送ってもらいました。街道を何度も往復させることになって申し訳ない気持ちです。
ホテルの部屋のTVでNHK BSなど流しながら一休み。【カールさんとティーナさんの古民家村だより】新作は1時間半枠。先日地上波で観た【夜だけど朝ドラ名場面スペシャル】も2時間枠の拡大版(完全版)。地上波で取り上げなかった「名場面」やスタジオトークが観られたのは良いけれど、古民家村ともに地上波は本当に「ダイジェスト」なんだな…と思うと、ちょっと悲しくなります。自宅でBSが観られないのがいけないんですけどね。
大浴場へはTVを観た後へ。モニターの混雑状況表示では「空いている」でしたが、遅い時間でも意外と人がいました。表示情報とタイムラグがあるのは仕方ないですね。それでも今日も大きい浴槽で手足を伸ばせました。昨日より歩いたはずなのに、昨日ほどお湯の中で脚にジンジン痺れがくる感じではなかったです。体が慣れてきたのでしょうか。
大浴場前のアイスボックスから今夜もアイスキャンデーをいただいて部屋に戻りました。後は寝るだけです。
朝食プレートはこんな感じです。

サンドイッチ数種類から一つを選び、小さいおかずやサラダ、デザートなど3種類を選びます。スープはおかわり自由。この日はミネストローネでした。その他ポークカレーならぬポークシチューもおかわり自由。それを白いご飯にかけても良しで、ご飯もおかわりできるようでした。これらをその場で食べても良いし、ボックスに入れて持ち帰り、部屋で食べてもかまいません。ホテルオープン当初がコロナ禍のさなかでもあり、そのための対策だったと思われます。すっかり出発の支度をして、ボックスを更に袋に入れ、早めのお弁当として持って行く人もいました。基本がビジネスホテルでもありますし。
自分はラウンジで食べることにして、ポークシチューライスまでいただきました。シティホテルやドーミーインなどの朝食に比べてしまうとアレですが、不味くはないし、朝食代だけなら1000円程度で、コンビニでこれくらい整えたら(ドリンクも付けて)それ以上の価格になると思われますので、これはこれで良しです。
コーヒーマシーンにカフェラテがなかったので、ブレンドを淹れ、ピッチャーに入っていたミルクを多めに注いで、部屋に持ち帰りゆっくり飲みました。
さて、昨日は朝ドラ『虎に翼』が始まる前に家を出たのですが、ホテルのBSで一週間まとめ放送を観ることができました。ホテルだと自宅で観られないBSが入っているのがありがたいです。
部屋で少し休んでから息子に電話して、静岡駅前で待ち合わせることになり、出かけたのは良いけれど、駅前ロータリーに乗用車が入る余地は殆どなく、片隅の目立たぬ所から乗り込みました。
向かった先はおなじみ《新静岡セノバ》。週末とあって駐車場は混んでいましたが、暫く待ったら入れました。
まずはお昼を食べることにしましたが、静岡が誇る炭焼きハンバーグの《さわやか》は、その時点で3時間待ち!レストラン街のその他の店もどこも混んでいましたが、入ったことのない(比較的最近できた?)お蕎麦屋さん《鷹乃》に入ってみることに。
こちらも少し並びましたが、そこまで待たされずに入れました。

頼んだのは二人とも鶏ごまだれ蕎麦。日本蕎麦で中華風なつけ汁というのが珍しいです。「大辛」などと書いてありましたが、ちょっとピリ辛くらいで食べ易かったです。
セノバ内の書店(ジュンク堂)でガイドブックなどを買い、そこから歩いて向かったのは静岡市美術館。
お目当てはその日が開催初日の『京都 細見美術館の名品』展です。

実はこれこそがこのたび静岡に来た目的でした。京都のお金持ちであり美術コレクターでもある細見家三代のコレクションからの名品展で、昨春の大阪から始まり、実は東京でも日本橋高島屋で開催されていたんですね。気がついていなかったのもありますが、静岡市美術館で見られる方がなぜかときめいてしまいます。
裏千家の前お家元・千玄室大宗匠は細見家三代と親しくおつきあいされていたそうで、図録にも序文を寄せていらっしゃいます。その関係か、静岡伊勢丹で開催されていた「駿府各流大茶会」というイベントとのコラボも行われていたようです。
#駿府各流大茶会 の半券を#静岡市美術館 で提示するとオリジナルグッズがもらえる😆🎁4/13(土)〜5/26(日)「京都 細見美術館の名品」展の期間中実施します🪿細見展の半券提示でも大茶会のお茶席割引があります🍵お茶会は4/15(月)までですよ。美術館、お茶会、両方お楽しみください💮 https://t.co/fKn4giOyF6 pic.twitter.com/bSVW9bi3FS
— 静岡新聞SBSイベント情報 (@ats_event) April 12, 2024
実は会場にはお着物姿のご婦人が非常に数多くいらっしゃって、見るからにお茶関係の人だなぁと思っていたのですが(そういう雰囲気はいまだに判ります)、こういうことだったのですね。
実際、展示品にはお茶釜やお茶碗などお茶道具も多々あり、茶道とはすっかり縁遠くなってしまった自分も懐かしさを感じます。母が健在だったら一緒に来られたかな(静岡でなく東京会場でも)……などと考えたり。
他、仏画や仏像、金屏風や金蒔絵の重箱など豪華絢爛たる品々あり、また光悦、宗達、光琳、乾山、抱一、鈴木其一等々、二代目が殊のほか力を入れていたという琳派コレクションも見事でした。若冲の「雪中雄鶏図」と共にポスターや看板に用いられている正面から見た金魚は神坂雪佳の作品です。
江戸期のものとしては山東京伝が序跋を書いたという「江戸風俗図巻」が楽しく、北斎の「五美人図」という肉筆の有名作品も展示されていますが、北斎なら母子揃って「これはすごい!」と思ったのが「夜鷹図」でした。表示されるかわかりませんが、リンクを貼っておきます。→こちら
北斎30代の作品だそうですが、現代の絵と言ってもそのまま通用するのではないでしょうか。
そして最後に若冲の作品がまとめて展示されていました。この人は墨絵も天才的で、花鳥図屏風も見事でしたが、わけても黒一色だけで鶏の様々な姿を並べた屏風絵が圧巻!先にリンクした美術館ページでも一部見られると思います。絵葉書も買ってしまいました。
図録はどうしようかと思いましたが、和綴じ装幀が凝っていて紙質も良くページも開き易いので、やはり購入しました。
呼び物の一つである「金剛春日神鹿御正体」の展示は今月末からということで、このたび見られなかったのは残念でした。そのためにもう一回くらい来ても良いかも……などと思ってしまいます。静岡駅前なので、日帰りできない場所でもないですし。
それでなくても静岡市美術館という場所が好きなのです。人気展示でも割とゆったり見られるし、ミュージアムショップも充実していて見やすいですし。

ミュージアムカフェでいただいた冷たい静岡紅茶とお茶請け。この組み合わせも好きです。
ところでこの美術館のロゴはこちら↓になりますが——

エスカレーターを上ったところのこれ↓が

ちょっと横から見るとこう↓なります。

つまり絵じゃなくてオブジェなんです。面白いですよね。
美術館を出た後、時間もあるし、また駿府城公園へ行ってみようと呉服町通りを歩き、途中の神社でもちょっとお参り。週末とあって通りには各種屋台が並びパフォーマーさんたちの実演もあり、神社でも骨董市が開かれるなど、たいそう賑やかでした。駿府城へは市役所の裏(脇)から向かいましたが、後で調べると実際はもっと近道もあったようです。
お城の中に入る前に、静岡市歴史博物館にも立ち寄ってみました。以前こちらに来た時にはまだできていなかったような……
しかし目的は展示を見ることではなく(どうせなら次回の企画展が見たいです)、ここに入っている《hugcoffee》(ハグコーヒー)なのでした。
静岡のチェーン店で、昨年息子が連れて行ってくれたのは紺屋町店でした。後で知ったことですが、ホテルのすぐ近くにも店舗がありました。博物館店は広々としたガラスの向こうにお城の東御門が見渡せます。トップ画像はちょうどそのお店の前のテラス席近くから撮った一枚です。桜まつりの頃ならもっと綺麗だったと思いますが、それはそれで混み合って大変だったかもしれませんね。

頼んだのはアイスチャイですが、スタッフさんお奨めにより甘いものも。どら焼き風に見えますが、中身は小豆あんではなく白あんにコーヒーで色と風味を着けたもの。息子とシェアしました。珍しいものだし美味しかったです。
一休みしていざ城内へ。公園内はけっこうな人出でした。自分たちは何をするでもなく園内をタラタラ歩き、相変わらず発掘中の天守跡などを覗いたりしました。

先週も写真を上げましたが、家康公にもご挨拶。そう言えば、このたびは静岡駅前の竹千代ぎみと義元公の像は撮りませんでした。

こちらの桜並木はまだ花が残っていました。空の色が何やら不穏ですが……
園内では白くて四角い紙風船を持っている人を多く見かけ、また広場にフードカーが出ていたり音楽も聞こえたりしていて、何かイベントでもあるのかな、と思ったら、その夜は「ランタンフェス」が開催予定でした。その紙風船に灯を入れて空に放つのでしょう。

さすがにその時間まで公園にはいられない、というわけでセノバの駐車場に戻ることに。
この先の記述は後ほど思い出したことですが——晩ごはんにはまだ少し早かったので、安倍川方面へドライブに行くことになりました。川近くに採石場があるらしく、石屋さんが多く、必然的にお墓やお寺も目立ち、なんだか不思議な雰囲気でした。その辺を走っているうちに息子が道に迷いかけ、川沿いの古く怪しい(失礼)団地の脇道や、どこへ向かうかも判らない砂利道などに入り込んでしまい、静岡市中心部の市街地に戻る橋にもなかなか辿り着けず、ちょっと怖い思いをしました。←思い出し追記ここまで
やっともと来た道に戻ることができた頃に折りよく晩ごはんタイムとなりましたが、《さわやか》はセノバ店はじめ近隣各店舗はどこもかしこも1時間以上待ち(サイトかアプリで調べられるそうです)とあって、またもクルマで市内をさまようことに。自分は静岡のお店など知るよしもなく息子にお任せでしたが、以前よく行っていたという洋食屋さん《でみぐら亭》へ連れて行ってもらいました。


エントランスが素敵ですね。
店内はご家族連れなどで既に賑わっていました。息子によれば何を食べても美味しいけれど全般的に量が多い、ということなので、ご飯少なめデミグラスソースオムライスを頼んでみました。

少なめでも普通の1.5倍くらいあるのでは……でも美味しかったです。スープもコールスローもちゃんとお店で作っていることがわかって良い感じでした。

暮れなずむ空を背景に、お店の前の桜もパチリ。
その後はまた息子にホテルまで送ってもらいました。街道を何度も往復させることになって申し訳ない気持ちです。
ホテルの部屋のTVでNHK BSなど流しながら一休み。【カールさんとティーナさんの古民家村だより】新作は1時間半枠。先日地上波で観た【夜だけど朝ドラ名場面スペシャル】も2時間枠の拡大版(完全版)。地上波で取り上げなかった「名場面」やスタジオトークが観られたのは良いけれど、古民家村ともに地上波は本当に「ダイジェスト」なんだな…と思うと、ちょっと悲しくなります。自宅でBSが観られないのがいけないんですけどね。
大浴場へはTVを観た後へ。モニターの混雑状況表示では「空いている」でしたが、遅い時間でも意外と人がいました。表示情報とタイムラグがあるのは仕方ないですね。それでも今日も大きい浴槽で手足を伸ばせました。昨日より歩いたはずなのに、昨日ほどお湯の中で脚にジンジン痺れがくる感じではなかったです。体が慣れてきたのでしょうか。
大浴場前のアイスボックスから今夜もアイスキャンデーをいただいて部屋に戻りました。後は寝るだけです。