


昨日の疲れもあったものの、朝はいつもの時間に起きることができました。軽い朝食を摂り、朝ドラも観てからプチ旅行に着て行ったものなどを洗濯。朝のうちは雲が多かったけれど、次第に晴れて、まあまあ乾きました。
昼少し前に駅前まで買い物に。スーパーやコンビニを回って、今日のお昼に食べるものや明日以降使う食材、そして蛍光灯が切れていたのでその替えなど、いろいろ買い込んだらかなりの金額になりました。食品や日用雑貨(消耗品)だけであんなに高くつくとは驚きです。
気温はそれほど高くないのに、湿度のせいか汗びっしょりで、帰宅後はまたも洗濯することになりました。
お昼を食べた後、アマゾンから届いたDVDで映画『ジキル&ハイド』を観ました。スティーブン・フリアース監督による1996年作品で、主演はジュリア・ロバーツとジョン・マルコヴィッチ。原題は『メアリー・ライリー』。原作は同タイトルの小説です。ジュリアが演じるのがそのタイトルロールで、ジキル博士の家の若い小間使いです。
映画『ジキル&ハイド』とはこれのことです。もちろん現在は中古品しかありません。メアリーは酒場女ではなく小間使いですが、おおよそミュージカル版「ルーシー」の立場ですね。https://t.co/WckDoMu4Sv
— レイチェル (@Rachel2012R) March 30, 2023
以前観たのはTVの吹替版だったので、字幕で観ておきたかったのです。DVDの仕様が古く(ケースもCDサイズ)字幕のフォントもカクカク(?)していましたが、映像自体はまあまあ綺麗でした。
日本語タイトルは同じですが、内容はミュージカルとは別ものです。ただ、もしかしたらミュージカルの演出がこの作品にインスパイアされた可能性もあるかと思います。特にハイドの造型や演技に於て。あのマルコヴィッチハイドは石丸幹二さんの演技にも反映されている気がします。髪型も似ているし「罪な遊戯」っぽいシーンも映画にありましたし。もっともそのデンジャラスなシーンはメアリーの悪夢だったのですが。
なお、スティーブンソン原作やミュージカル、他の映画化作品等に出てくるアターソン、またラニヨン医師などは登場しません。ただダンヴァース・カルー卿は出てきます。放蕩貴族と言うか、まあろくでもない人物で、演じているのはキアラン・ハインズでした。媒体や脚色ごとにキャラが違うダンヴァース卿ですが、この作品ではスティーブンソン原作に倣ってハイドに殺害されます。
それにしても、ジキル博士はスティーブンソンの原作通り初老の紳士、ハイドは若い男という外見的な違いは一応あるものの、どちらの顔も声(セクシーな美声)さえもマルコヴィッチで、なぜ皆さんそれに気づかないのかと、ちょっと笑ってしまいます。もっとも、後半になるとメアリーやプール執事(ちゃんと登場します)などは、さすがに気づいているようでした。
そういうこともあって、ラジー賞にノミネートなどされてしまったのかもしれませんが、映像や演出は陰鬱に美しく、作品としてそこまでひどい出来ではないです。先述のように「スティーブンソン原作」ではないけれど、実は映像化作品の中ではその雰囲気を最もよく伝えているのではないかと思います。
映画を観た後、NHKで【ふるカフェ系ハルさんの休日】再放送も観て、そろそろお米でもとごうか……と思っていたところ、娘から電話あり。こちらの家の近くまで来る用事があるというので、急遽晩ごはんを一緒に食べに行くことになりました。
待ち合わせ場所へ行くまでの間に、夕陽の中の川沿い桜並木も少し撮ることができました。


葉が出てきた木もあり、これが今年の撮り納めになるかもしれません。
行った先は近くのイタリアンレストラン。サラダやおつまみものにデザートまでいろいろ頼んでお腹いっぱいになりましたが、撮ったのはパスタとデザートのみです。


パスタはベーコンとアスパラのカルボナーラ。アスパラを2本くらい食べた後の画像です。デザートは桃のグラニータを載せたパンナコッタでした。