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凛花の足跡

流れ行く時の中で、ふと止まってもらえたら光栄です。

Summer Letter

2005-07-26 01:36:24 | ブログで奏でる詩

鞄の中でひっそり隠れている想い
通勤途中にある赤い箱に
ただ差し出せばあなたに届くはずなのに
立ち止まる思いだけでとどまってしまう

卒業して3度目の夏
オフィス街にあるオープンカフェで
難しい顔をしてPDAに向かう姿を
偶然運転席から見つけたとき
後ろからクラクションを鳴らされるまで
車も気持ちも発進させることができないでいた

一年に一度だけ交わされる新春の往信
毎年同じ走り書き
元気か、こっちは相変わらずだよ・・・
それだけで満足していたはずなのに
真夏の太陽の矢は
無防備だった私の心に
一瞬であなたを熱く突き刺す

終わった恋を蒸し返しても仕方ないと
そうわかっていても
焼けた素肌がヒリヒリ痛む
いつか後悔しないための最後の送信
メールじゃなく電話じゃなく
なかなか投函できないこの思いも
全部全部届くように・・・





心が軽くなった日

2005-07-24 02:15:05 | 出来事

今の自分が置かれている状況の中で
昔のように私個人という存在がなかなか見出せず
自分でも気付かないうちにもがいていた。

ブログを始めたのも、
寝る間を削ってある事にはまっていたのも、
自分を追い詰めることで、
極限の中で私を探していたのだと
ようやくわかった。

焦る必要はないと頭ではわかっていたのに。
心がついていってなかった・・・。

気付かせてくれた友達に感謝、心から。

今夜は久しぶりにゆっくり寝れる気がする。


一期一会

2005-07-23 02:30:43 | ブログで奏でる詩

人との出会いは偶然だろうか
それとも必然・・・?

私がこの世界に生まれていなければ
母と父が出会わなければ
祖母と祖父が・・・
考えてゆくとキリがない

今まで知り合った人たちの中で
私との出会いに必然性を感じた人はいるだろうか

私にはいる
あの時、彼と、彼女と、会うべくして会ったのだと
そう思える人たちが

もし彼らも私と同じように思ってくれていたら
それだけで私は幸せだ

そして
明日もしかしたら
これからの人生にかけがえのない存在になる人と

ふと廻り逢えるかもしれない

その期待が
ただ繰りかえされる“今日”という日の積み重ねに
意味を見出せる気がする
掴みきれない自己の存在が
少し見える気がする



美しく打ち上がって

2005-07-20 01:55:28 | ブログで奏でる詩

紫色に白い朝顔の浴衣と淡いグレーの帯
背中には赤蜻蛉の団扇
浅黄色の鼻緒の下駄
人待ち顔で口元に笑み

たくさんの浴衣の川に流されないよう
二つの手をしっかりつないで
つないでいない方は綿飴持って
輝く顔の頬が染まる

蜻蛉の団扇で風を送り
途切れがちな会話の間に恋の調べを送り
節目がちな瞳で切ない想いを送り
これから夜空に咲く花を二人待っている

その空の下、幾つもの恋も咲くのだろうか

花が打ち上がってゆく音よりも
私の鼓動の方が大きく響いています
たとえ散ってゆく運命だとしても
あなたの前で見事に咲き誇らせましょう


明日という道

2005-07-13 01:50:04 | ブログで奏でる詩

扉を開けると目の前に道があった
どこまでも続きそうな一本の太く長い道だった
何にも疑わず歩いた
笑いながら、時には涙しつつも

ある日
道の先には大きな岩があり
まっすぐ行くことは不可能だった
ただただ呆然と立ちすくみ
その場から動くことができなかった私

ふと後ろから声がしたような気がして
振り返ってみて初めて知った

今まで一本だと思っていた道は
本当は幾末にも分かれていて
本当は曲がり角もたくさんあって
でも、それをまっすぐになるように
温かく導いてくれていた人たちがいたこと

今度は思い切って自分で曲がろう
その先が細く寂しい道だったら
少し休んでまた曲がろう
道は一つだけではないのだから

それでももし
苦しくて手を差し伸べたら
握り返してくれますか




Beside you

2005-07-10 03:23:29 | ブログで奏でる詩

おめでとう
もうすぐ結婚するんだね

卒業してからはお互いに違う道に進んで
会うこともままならない状態だった
あんなに毎日顔を合わせて
ふざけて笑って、喧嘩しては泣いていたのにね

覚えていますか
入学式の日、隣同士の席で初めて交わしたぎこちない挨拶を
忘れていませんか
卒業の日、もう着る事のない制服で最後に撮ったスナップを

あなたはタフな振りして本当は繊細で
誰かに傷つけられるたび
一枚ずつ心にベールを覆っていったね
それが大人になることなんだと思いつつ
瞳は寂しげに見えました

無理しなくていいんだよと
声をかけたいけれど
頑張っているあなたを
今はだた応援したい

枝分かれした道を歩んでいる私たち
でも道は必ずどこかで繋がっているもの
必要なときは心が傍に飛んでゆけます
せめてそれだけでも伝えたくて

あなたとあなたの愛しい人に
永遠の祝福を
変わらぬ友情と共に・・・