刺さったままのナイフを
抜けずに歩く今宵も
遠くにきたつもりでも
結局そんなに離れられず
寒いからと寄り添う二人
温もりなど伝わるわけない
冬眠するクマこそが
アタシと同じ魂
多角形の一辺すら担えず
線でも点でもなく
空気のように必要とされず
ニセの太陽が照らす中
影を隠している
アタシなどもう…
抜けずに歩く今宵も
遠くにきたつもりでも
結局そんなに離れられず
寒いからと寄り添う二人
温もりなど伝わるわけない
冬眠するクマこそが
アタシと同じ魂
多角形の一辺すら担えず
線でも点でもなく
空気のように必要とされず
ニセの太陽が照らす中
影を隠している
アタシなどもう…