ロンドンでのテロ、英国はサミットも開催していることもあってかなり警備体制は整っていたと思われるのに、この大きなテロ事件が起こってしまった。
日本だって、自衛隊をイラクに派遣している以上、対岸の火事ではない。
報復が報復を呼び、さらに大きな報復を起こす。
2001年の米の同時多発テロから4年も経っているのに、一向に収まる気配はない。
宗教って何なんだろう。
人が人を殺しあうことをそれぞれの神は本当に望んでいるのだろうか。
いつからあなたに会ってないのでしょう
たった1日なのにまるで1年も会っていないかのように
淋しくて不安で心が震えています
今日私を迎えに来てくれますか
ここから連れ去ってくれますか
初めて出会ったのは一週間前
瞳があなたを捉えて動くことができず
優しく差し伸べてくれた手を取ることに
微塵のためらいもなかった
報われぬ恋とは知らずに
私はあなたさえいてくれればいいのです
あなたの愛さえあれば生きてゆけます
どうか雨よ降らないで
わずかな月明かりも隠れてしまって
闇に佇む私を見失ってしまうから
もし今日会えなければ
次にいつ会えるかなんてわからないのです
約束の日は今日
ああ、どうか雨よ止んでください
あなたの燃える想いを消そうとしないで
恋の架け橋を沈めないで
はじめて訪れて注文したのはあさりの酒蒸し。
まだ小学生だった私には、香り漂うワインとあさりのコラボレーションが大人すぎた。
でもそれ以来、ふと思い出しては食べたくなる。
世界中にある三ツ星レストランと比較しようなんて思わないし、
かといって、おふくろの味とも違う。
生まれ育った街の味。
いつもピカピカに磨かれた店内。
さりげない優しさが行き届く大きさ。
必要以上の飾りはなく、窮屈さもない。
長い旅路から帰ってきたとき必ず立ち寄りたくなる。
それはやすらぎだろうか。
そう、やすらぎの味だ。
ホームから改札へ向かう途中にある階段は
横に長い窓からの淡い光に照らされていた
帰宅ラッシュで賑わう人ごみに逆らって思わず足を止め
今日一日の役目を終えようとしている赤い太陽を見つめた
昼間の凝視することができないものとは違い
赤い光は私の顔をやさしく照らして
刹那的ではなく余裕からくる美しさを与えてくれる
すぐそこに闇は迫っているのに
必ず来る明日という日を掲げているよう
深く呼吸をして再び改札を目指しながら
鞄から携帯電話を取り出す
耳に届くあなたの声は
いつもなら距離と同じく遠くに感じるのに
今日はとても身近に聞こえる
ねぇ、今タバコをふかしながら屋上にいたでしょう
ねぇ、今あなたも赤く包まれていたでしょう
そして私を思い起こしてくれていたでしょう
昨夜は次いつあなたに会えるのかわからなくて
不安で淋しくて月を眺めてた
でも、約束なんて必要なかったんだね
私たちの明日も必ずくるのだから
友達として付き合っている人が
今、苦しんでもがいている
少しでも楽にしてあげたいと募る気持ちと
どうせ何もできはしないと居直る気持ち
どちらが本当の私だろうか
造られた作品に涙を流せても
現実のストーリーには躊躇いがある
光は色をたくさん合わせていくと白く輝くのに
絵の具は黒くにごっていく
私は絵の具なのだろうか
偽りの自分に偽りを重ね続け
いつしか素顔の自分など見えなくなるだろう
いや、
もう遅いかもしれない・・・
初めはとても気まずくて
うつむいて顔を見ることができませんでした
だって、あなたは気付いていたでしょう
かつての私があなたに想いを寄せていたことに
あの時の私はどうすることもできず
黒い制服の肩に散り落ちた一片の桜の花びらに
ただ思いを託すだけでした
幾度かの季節が巡り
満開の桜の下であなたを見つけたとき
風が香りと共に淡い思い出も運んで
あなたに届かなかった初恋がまた心に芽吹くのを
止めることができなかったのです
じゃあまた、と去って行くあなたの肩に
薄いピンクのかけらが一つ
昔も今も想いはひとつ
焦れば焦るほど自分の居場所が見えなくて
ただ一人置いていかれている気がした。
中途半端に色々手を出して、結局残ったものは空虚感。
ふと自分が物凄く無能な人間に思えて、何もかもが嫌になった。
それでも、誰かこの気持ちに気付いて欲しいと無言で助けを求めたが、
返ってくる応えなく、そう願うことさえ愚かに思えた。
今はただ、闇の中で身を潜め、自分の息遣いすら見失いそうになる。
あなたを心から愛しています、
それが本当のことだとどうして証明すればいいですか。
私は強くなんかないのに強がっているだけなのに、
それを誰がわかってくれるのですか。
笑顔の裏で涙する私をどうすれば気付いてもらえますか。
傷つきながら彷徨いながらただ闇雲に歩いていた。
たった今、この瞬間、あなたと共に生きている。
悲しいけれど、
それだけが真実だった、
あの頃。