定めという言葉は
人を縛り悲しませ
もがくことをせせら笑う
だけどどうしようもない衝動に
背中合わせの鼓動を感じ
愛おしく想うよ
いつかなんて未来は
必要ないなんて思っていたけど
本当はわかっている
高い壁の内側には
清らかな泉が
人知れず湧き出していることを
心の声に流れてしまったら
私が見えなくなって
後悔しないかな、なんて
強がりばかり覚えていく
そんな私でも
居場所があるなら
手を伸ばして想うよ
悩まなくていいことを
悩んでいる自分が
過去が見れば馬鹿らしく思うかな
だけど、未来からみた自分は
きっとそれが定めだったと思うんだ
縛られて悲しんで
それでも丸ごと包む何かがあったと
きっとあったと信じて…