今日は、好きな俳優のあたりから、作品を選んで紹介したいと思います。
メル・ギブソンは、「マッドマックス」の頃から大好きな俳優のひとりです。
最近では「リーサル・ウェポン」シリーズ、「サイン」、「身代金」、「ペイバック」などの他、
監督としても活躍して、「パッション」、「アポカリプト」などを製作しています。
「パッション」だけは未だ見てませんが、「アポカリプト」の映像はすばらしいものでした。
大ヒットしたものを取り上げても、レビューは出尽くしていると思いますので、今日は、「フォーエバー・ヤング」を取り上げたいと思います。
時は、世界大戦の頃の、昔のアメリカが背景です。
軍の腕利きパイロットとして有名だったダニエル(メル・ギブソン)は、
当時、恋人ヘレンに結婚のプロポーズをしょうと、近くのカフェへ呼び出すのですが、
「結婚しょう」の一言が、どうしても出てきません。
あせるダニエル、仕事で時間のないヘレン。
とうとう何も言えずに、ヘレンが店を出た途端、ダニエルの目の前で、ヘレンは交通事故に遭い、植物人間に・・・・・。
自分を責めるダニエルは、軍の科学者で人間冷凍装置を発明しょうとしていた親友に、実験台にしてくれと頼みます。
そして世界大戦が激しさを増すなか、いつしか冷凍装置の彼を置き去りにして、50年後の現代へ蘇えらせるのです。
主人公は状況もわからないまま、彼を知る者は誰もいない現代を、過ぎ去った軌跡を追ってゆくのです。
そして、彼の友人だった科学者の娘に出会うのです。
そこで見た一枚の写真に、彼は驚きます。
友人の娘の幼い頃の写真に恋人ヘレンが・・・。
確か、この子は事故の時、まだ赤ちゃんだったはず・・・・・・・そして娘の口からまだヘレンは生きている、と聞かされる。
でも、彼の体には異変が・・・・、そして、軍が・・・・・・・。
あとは、お約束のお楽しみということで。
基本的には、平凡な恋愛ストーリーに尽きるのですが、ついつい見てしまう作品です。
あの時、勇気をだして告白していたら、状況は、未来は・・・・・・・・・・・。
つい最近見た「タイムマシン」を思い出しました。(2002年リメイク版)
主人公の彼も恋人に結婚の告白しょうとした時、強盗に恋人が殺されてしまい、タイムマシンを執念で創り上げ過去をやり直すのです。
しかも彼には未来がわかっていますから、予測して恋人の死を回避できるはずなのに、何度やっても恋人は別のパターンで死んでしまいます。
そして、その疑問に、悩み苦しむのです。
そしてその謎を探るために「起源」へとワープするのです。
そこで彼が見たものは・・・・
こちらの作品は見るのは三度目ですが、奥が深いというか、哲学的というかスケールがでかすぎて、じっくり鑑賞するタイプです。
「フォーエバー・ヤング」は、その点、気楽に純粋に楽しめる作品です。
フォーエバー・ヤング 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2002-04-05 |
タイムマシン 特別版 価格:¥ 1,500(税込) 発売日:2008-04-11 |